ワイヤード・パンチ

どいつもこいつも選挙カーがうるさいので無効票を入れたいけど、それはダメらしい。

大阪から岡山に引っ越して3ヶ月半、平常時であれば家の周りはすごく静かな生活となりました。しかし、どこに移り住んでも相変わらずやってくるのが選挙カー。うるさすぎて正直言って迷惑で、町民への迷惑がわからない政治家なんぞに政治なんて務まりません。だから誰にも当選してほしくないのですが、かといって投票をすっぽかすと意思表示すらできないので、せめて無効票を入れてやろうと思ったのですが…。

広告

選挙カーは労働者の敵。

投票のことに入る前に、まずは最近あった選挙カーの害について。

10月23日の日曜日、岡山県知事を決めるための選挙があるようです。そのせいで、最近になって選挙カーがまた通ってくるようになってしまいました。

今回の候補者は2名ですが、このとき迷惑をかけてきた選挙カーは、いばらぎ隆太の選挙カー。数日前の平日の仕事、昼間の休憩時間のときでした。腹が減ったので昼飯を食い、午前の作業でくたびれていたので作業再開まで一眠りしようとしたら、どこか遠くから、だんだんとスピーカーの大きな声が近づいてきました。そして職場のすぐ側まで来たときには、その声は非常にうるさく、音が割れて聞き取りづらいスピーカーでも、候補者の名前だけははっきりとわかりました。

このやかましいスピーカーのせいで、せっかく一眠りつこうと思っていたところを妨害されてしまいました。さっさと通り過ぎてくれるまで眠ろうにも眠れないのですが、どうやらちんたらと走っているようで、なかなか過ぎ去ってくれません。音の割れたスピーカーなので何を言ってるのかわかりづらい演説が長々と続き、ただでさえうるさいのに、そのわからなさのせいで不快感は倍増です。

一部だけはっきりと声がわかったところがありますが、それは「そこのお父さん、わざわざお手を振っていただき、ありがとうございます」。つまり、どこかのおっさんがわざわざ表に出て、その選挙カーに対して嬉々として対応したってこと?ふざけたマネはやめてください。

居るんですよね、選挙カーが来るのをなぜか嬉しく思うバカな人。おそらく、政治家がわざわざ一般人の集う外に出てくることを、偉いことだなんて勘違いをしているのでしょう。実際そんなことないのに。こういう、勘違いした大勢の人を釣ることで支持を得ようとしている政治家なんて、詐欺師とおんなじです。そして町民も、そんな行動は大して偉くないことに早く気づいてください。

選挙カーは通行人の敵。

今回とは別の、以前の選挙のときも、候補者の名前は忘れてしまいましたが、その候補者がわざわざ民家が立ち並ぶ街中に選挙カーを止めて、やかましいマイクで演説をしていたこともありました。用事のために、ただその場を通り過ぎようとしたぼくにとっても大迷惑な話ですが、ひどいことにその選挙カーの周辺に、近くの住人が寄ってたかって演説を眺めていたのです。

どうしてそんなことをするんだ、ここの住人は。あんたら耳が潰れても良いのか。といっても、その演説を聞いていたほとんどの人は老人です。ジジババです。だからもう耳が遠くなって、悲しいことにうるさいという概念がなくなっているのかもしれません。だから選挙カーが迷惑な存在ということに気づかないのでしょうか。あと、田舎だけあって自分より若い人が珍しく見えるせいもあるでしょう。

田舎といっても完全に若者が存在しないわけではありません。ぼくよりはやや年上にはなってしまいますが、いちおう街全体から見れば若者の部類に入る人と知り合いであり、その人達もやはりぼくと同じく、家の近くで選挙カーを止めて演説されるのは非常に迷惑だ、早く出て行けと言っていました。町民みんなが演説好きだと思ったら大間違いなのです。少なくとも若者はみんな選挙カーが嫌いです。若者の意見を無視するから、町に若者が来ないんですよ。

なお、その候補者の選挙カーとは2度も出会うことになってしまい、2度めのときは相手の選挙カーは動いていましたが、一瞬通り過ぎたときでもやっぱりうるさく、本当に腹が立ったので「やかましい!」と言い放ってやったところ、「法律に則って選挙活動をしています」なんて正論ぶったことを言い返されてしまいました。

冷静に対処できなかったぼくにも落ち度はありますが、人に迷惑をかける法律の、何が法律ですか。法律とは人を守るためにあるんじゃないんですか。そんな法律に異を唱えない政治家なんぞに、やっぱり政治が務まるとは思えません。

ちなみに、その候補者には絶対に票を入れないつもりで居たのですが、そのときは引っ越してきたばっかりでまだ選挙権がなかったため、残念ながら投票できませんでした。結果はどうなったかは知りません。

選挙カーは休暇の敵。

話はまた岡山県知事選挙のことに戻しまして、投票券が届く数日前の休日。朝起きて、楽しみにしていたテレビを観ていたときのことでした。そのときは選挙のことなんてこれっぽっちも考えていなかった中で、やつらが家の側まで来てしまいました。

日本共産党を名乗る選挙カーが、割れて聞き取りづらいうえに大音量のスピーカーで、やかましい演説を放ちながら家の側をトロトロとうろつき回っていきました。そのせいでせっかくのテレビが全く聞こえなくなってしまい、一週間の数少ない楽しみを盛大に邪魔されてしまいました。放送の途中で選挙カーは過ぎ去っていきましたが、テレビの途中の部分がわからなくなったせいで、そのあとの内容も頭に入りません。

またもやあまりにもムカついてしまったので、選挙カーの過ぎ去る寸前に窓を開けて「やかましい!」と言ってやりましたが、家から車道まで少々距離があるせいか、あるいは無視されてしまったのか、何も言い返しては来ませんでした。今回は何も起こらなかったものの、冷静になって考えると、相手が怒ることでなぜか付け上がる厄介な人間は居るので、迷惑行為に対して暴力で対応してしまったのは失敗でした。

なので今度こそは冷静に、なるべく怒鳴ることのないよう相手の事務所へ直接電話して、抗議することにしたのです。大音量のせいで休めず仕事の疲れが取れない。そもそもスピーカーの音が割れてて何言ってるかわからないので宣伝にならない。意味のない宣伝にガソリン使うのはそちらに取っても無駄だし、こんな抗議の電話するぼくのお金も無駄。そんなに宣伝したいなら直接家を一軒一軒回れ。など理由を色々と付けて。

これが効いたのか、あるいは単にうろつき回る予定がもう無いのかは不明ですが、今のところは共産党の選挙カーがまた来ていません。ただ、平日も休日も昼間はでかけていることが多いので、その留守の間に選挙カーが来ている恐れもあります。

なお、その選挙カーでは候補者の名前は言わなかったか、あるいは聞き取れなかったのかも不明ですが、今度の選挙のもう1人の候補者として、植本かんじが居ます。この人の詳細を見てみると、日本共産党推薦と書かれていました。つまり、あのやかましい選挙カーで叫んで回る共産党なんかに推薦されているということになります。そんなところから推薦されているなんて、どうせこの人も同じようなことをしてしまうんじゃないんでしょうか。

投票からは逃げられない。

そして選挙の日は目前まで迫りました。しかし、どちらの候補者の選挙カーにも平穏な生活を邪魔されたので、正直言ってどちらにも投票したくありません。だから投票日になったら、真っ先に無効票を入れてやるつもりでした。これが「誰も信用できない」という意思表示のつもりでした。

しかし、同じような理由で無効票を入れる人間なんて、他に居るんだろうか。気になってしまったのでふと調べてみたところ、下記のサイトを見て考えが変わりました。

選挙で支持したい人がいないから抗議の意を込めて白票を投票…とは言うものの

約4年前のものですが今でも通じそうであり、詳しくは上記サイトを見てもらうのが手っ取り早いのですが、一口に無効票と言っても種類は色々です。

無効票の裏側にはそれぞれに人間ドラマがあります。
・おふざけでの無効票
・間違えてしまっての無効票
・選べないからの白票
・抗議の意味での白票
・白紙委任の白票

無効票は無効票であり、そこに色はつきません。

つまり、ぼくは「どいつもこいつも選挙カーがうるさいので投票したくない」と投票券にそのまま書いてやるつもりだったのですが、そんなことしてもまっさらの投票券と同じ意味になってしまうということになるそうです。いくら文句を投票券に書き殴ったところで、無視されて捨てられてしまいます。そもそも投票券を読むのはただの集計係でしょうから、仮にちゃんと読まれたとしても、政治家まで意見が届くかどうか。

だったらどうするか、しかし投票に行かずに逃げたら、ぼくはこの件に無関係だったと誤解されることに。そこで、先程のサイトには以下のような意見もあります。

積極的な支持は無くてもダメな奴は落とすという投票方法は、政治家に対しては白票を投じる以上に国民に支持される政治をしないといけないというプレッシャーになり得るでしょう。

つまり、どちらの候補者もダメだったら、せめてダメさが低い方を選べということになるのでしょう。特にダメな方に当選されるのを避けるための投票をしろということにも。

どちらの候補者が良いかなんて、政治家については毛ほども関心がないぼくにとっては選ぶのが難しいものですが、なんとか見極めて無効票にならないように努力することにしました。よく考えるとダメなのは選挙カー自体であって、選挙カーに候補者本人が乗っているとも限らないし、候補者の指示なく勝手に使ってる恐れもあるかもしれません。選挙カー=候補者本人、というわけではないので、感情的になりすぎないようにも気をつけたい。

余談。

なんだかんだで、選挙カーは使いません。って宣言してくれる候補者が現れてくれるのが一番良いんですけどね。結局、他力本願。

だったらお前が政治家になれ。なんてツッコミを受けそうな気もするけど、残念ながらぼくにそんな頭はない。人の上に立つというのも好かない。向上心がなさすぎるとも言える。