ワイヤード・パンチ

元・大阪人が、岡山の山奥でも生きていけることを証明するためのブログ。

もうターミナルを操作するのが辛いのでVPSやめた。ついでに月額も安くなった。

WordPressを利用している当ブログは、以前までVPSで動作させており、同じサーバ内にowncloudとマストドンも入れていました。

しかし、同じサーバー内にあるマストドンのアップデート作業が全くうまく行かなかったので、サーバ建て直しを考えることに。

でも建て直しをすると全サービスに影響が出るので、今後は出ないようにサービスごとにサーバを分けたかったのですが、それすらうまく行かず、結局はVPSをやめて他のサービスに乗り換えることに。

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サーバ建て直しに至るまでの経緯。

当ブログと同サーバに入れていた、個人用のマストドン。

マストドンはwordpressなどと違って、ワンボタン押すだけでアップデートを行ってくれるような、便利な機能はありません

よってターミナルを開いて、黒い画面にコマンドを叩いていくことになります。

しかし、テーマのカスタマイズを施していた影響なのか、解説サイトどおりにコマンドを叩いていっても、アップデートがうまくいきません

あらゆる手段を用いて解決を試みるも、余計に状況が悪化してしまい、もとの状態にすら戻せない始末。

もはや、なんてエラーが出ていたかもわからない状態

文字列でしか状況を判断できないので、何か起こっているのかさっぱりです。

もはやこれはサーバを建て直して、一からマストドンを作り直すしかないと考えました。

また、同じサーバにいろいろ入れていると、何が入っていて、何がどれだけ容量を食っているかもわからなくなってくると常々思っていたので、建て直すにはいい機会だとも考えました。

サーバ分離に至るまでの経緯。

しかし、サーバ建て直しをすると、マストドンだけでなく、同じサーバに入れている他のサービスにも影響を与えてしまいます。

それらのバックアップを取っておいてまた設置し直せばいいだけのことですが、もしまた何か1つのエラーのために全てが影響を受けたら面倒です。

よって、一つにエラーが出ても今後は他のサービスに影響が出ないよう、サービスごとにサーバを分離することにしたのです。

このとき、Conohaのメモリ2GB・SSD50GBの、月額1,750円のサーバを1つ利用していました。

ここからサーバを3つに分けることになりますが、さすがに同性能のサーバ3つにするのは高すぎますし、SSD容量が余りまくります。

そのため、wordpressとowncloudにはメモリ512MB・SSD20GBの月額630円のサーバ、マストドンにはメモリ1GB・SSD50GBの月額900円のサーバで分けることにしました。

つまり、今よりも性能が低いけど安い3つのサーバに分けることにしました。

サーバ1つごとの性能は落ちますが、他のサービスが一緒に居ないので、充分な性能と言えるでしょう。

なお、マストドンはメモリ2GBで運用していても、日にちが経つごとに徐々に動作が重くなっていき、いつかは再起動する必要がありました。

1GBだと正直不安なのですが、かといって512MBは少なすぎると思うので、ここは値は張るものの1GBのサーバにしておきます。

とはいえ、これら3つのサーバの合計金額は2,160円。元の状態よりも高く付きます。

メモリこそ下がっているものの、SSDの合計量は上がっているので、仕方ないところでしょうか。

owncloudの分離作業。

まずは、他のユーザには見られることのない、owncloudから分離することに。

conohaにはアプリケーションサーバ、つまり特定のサービスがすでに構築済みのサーバをすぐに建てることができます

その中にはowncloudもあるため、少ない手間でサーバ建て直しが済むはずです。

(独自ドメインでサイトが見れるよう、apacheの設定などは必要ですが。)

そして、owncloudを別サーバに分離する作業自体はすぐに済みました

しかし、実際に使い始めてから問題に直面。

新しいサーバに入ったowncloudの管理画面を開いてみると、画面上部に最新版があることの通知が表示されます。

現時点での最新版は10.0.7で、サーバに入っているowncloudのバージョンは10.0.2。

構築済みサーバでインストールされるアプリが最新版ではないことはよくあります。

でもアップデートは管理画面からできないので、しかたなくターミナルの黒い画面を立ち上げます。

owncloudをアップデートするためにocc upgradeというコマンドを実行してみますが、なぜかすでに最新版だと認識されてしまい、アップデートすることができませんでした。

よって今度は、公式サイトから最新版のデータを自分でダウンロードして、ファイルを直接置き換える方法で。

それならば、最新版にアップデートすることができました。

ところが今度はまた別の不具合が発生。

最新版に直接置き換えたあと、windowsのデスクトップアプリから同期を実行することができなくなってしまいました

ブラウザから管理画面に入るのは問題ないのですが、なぜそこ以外から接続不能に…。

いろいろ手段を試してみると全く解決には至らず、アプリケーションサーバにせず一からサーバを建て直すことも考えたのですが、もはやそれも面倒だし難しい作業。

黒い画面を触っていると毎度毎度失敗するので、もう触りたくありません。

というわけで、owncloudを使うのをやめました。

owncloudの代替は?

そもそもたった20GB(システムにすでに容量を使われているので実質14GBくらい)の空き容量のために、毎月600円以上も払うのは、冷静に考えると高すぎます

でも、owncloudをやめてしまったら、ファイルのバックアップをどうするのか。

以前使っていたDropboxに戻ることも考えたのですが、無料アカウントだと14GBには届きません。

招待を繰り返すと空きを増やせるそうですが、そんなアテはありません。

有料アカウントだと1TBまでいけますが、そこまで必要ないですし、毎月1,000円以上は高い。

なおかつ、Androidで愛用している画像ビューワであるQuickpicが、いつ頃からかDropboxと接続不能になり、なおかつアップデートも止まってしまったので、改善は期待できません。

そこで乗り換え先の候補は、Google Drive

無料でも15GBの空き容量があるので、たった14GBのために600円も払っていた状況と比べると、圧倒的にお得です。

このおかげで、当初の予定と違って毎月の出費を減らすことができました

ぶっちゃけ金欠なので、嬉しい誤算というやつでしょうか。

いちおう、Gmailなどgoogleの他のサービスと合わせての15GBらしいですが、Gmailに容量を食われることはほとんどないので、ドライブのために15GBいっぱい使えるでしょう。

また、フルHD以上の画像はフルHDまで縮小されてしまいますが、圧縮をかけるように設定した画像は、Googleフォトの方に入れることで、容量の計算には含まれなくなるようです。

それならば実質15GB以上使えることになりそうです。

これらに加えて、アップデートが来なくなった現在のQuickpicでも、Google Driveには問題なく接続することができました

本当は他のアプリを探した方がいいかもしれませんが、なかなかしっくりくるのが無くて…。

いちおう、自分のサーバではなくよそにファイルを預けるという身分になってしまいますが、VPSだって結局はよそであることに変わりありません。

どこに預けてるなんて気にせず、もっとはやくGoogle Driveにしとけば良かったなと思わされました。

速度面の違いはあるかもしれませんが、あの天下のGoogleがダウンすることなんてめったにないかと…。

WordPressの分離作業。

owncloudのときと同様、ConohaにはWordpressがすでに構築済みのアプリケーションサーバが用意されています。

それをインストールして、あとは少々黒い画面をいじれば、一から建て直すよりも早く、Wordpressが入ったサーバを立ち上げることができました。

また、Wordpressのデータ移行も、過去に何度も経験しているため、これも特に問題なく行える…はずでした。

しかし、Wordpress自体の設置はうまく行っても、別の問題が。

WordPressのデータ移行にはSQLのインポートが必要なので、phpMyAdminの設置も必要です。

これの設置を行ったのですが、管理画面を開いてもなぜかログインが全くうまく行かず

これまたなぜエラーが起きるのかさっぱりわからず、いくら手段を試しても解決に至りませんでした。

このアプリケーションサーバには、KUSANAGIというものが組み込まれたWordpressがインストールされるので、それが影響している?

でも結局はわかりません。

やはりもうこれ以上黒い画面と戦うのはうんざりしてきたので、結局VPSでWordpressを使うこともやめました。

どこにWordpressを移す?

ブログを作るうえで、Wordpressはこの世で最高のシステムだと思っているので、Wordpress自体をやめる気は全くありません。

でも、問題は設置場所。VPSをやめるとなれば、レンタルサーバー?

でも、Conohaに変える前に使っていたhetemlは、月額1,500円くらいかかって、なおかつ初期費用もあったので、タダのブログにかける金としては高すぎます。

そこで、探してみて良さそうだと思ったのが下記のサイト。

WordPressユーザー向け「カゴヤのWordPress専用サーバー」- 初期費用無料|レンタルサーバーのカゴヤ・ジャパン

VPSの最安プラン同様にSSDの容量が20GBのプラン同士で比較すると、こちらのwordpress専用サーバの方が月額が安く、432円となっています。

さらに、SSL証明書も作成可能で、先程導入に手こずっていたphpMyAdminも標準装備

もはやこちらの手を煩わせることなく、すぐにWordpressのデータを移行できそうです。

そして契約してみて、実際に使ってみたのですが、ここで思わぬ自体が発生。

まずは、SSL証明書は一つしか作れないということ。

WordPressはマルチサイトとして運用しており、サブサイトにはサブドメインを割り当てていました。

そしてサブドメインにはそれぞれSSL証明書が必要だったのですが、これではメインサイトしかSSLにしかできないということになります。

もうひとつは、SSLが1つだろうとそうじゃなかろうと、マルチサイト自体が不可能だということ。

.htaccessをいくらいじっても、DNSをいじっても、サブサイトにアクセスするとnginxが吐き出す404エラーになってしまうのです。

nginxの設定でマルチサイトができないようにされているのかもしれませんが、VPSではないのでこちらからはnginxの設定をいじりようがありません。

サブドメイン型でなくサブディレクトリ型のマルチサイトに変えても、結果は同じでした。

そもそも「1契約につき1サイト」という注釈があるのですが、このことからマルチサイトは1サイトとは認められないようですね。

よって、月額の安さと引き換えに、サブサイトは失うことになりました。

でも、もうターミナルの黒い画面は見たくないし、今ご覧になっている当ブログは無事なので、今後もwordpress専用サーバでやっていくことにします。

マルチサイトをやめて失ったもの。

WordPress専用サーバではマルチサイトができない都合上、シングルサイトに戻すことになります。

先述のように、当ブログはメインサイトなのでそのまま存続、というか収入源なので失うわけにはいきません。

一方で失ったサブサイトというのは、ゲーセンにあるアイカツとプリパラで手に入れたカードを並べている、保管庫と呼んでいるサイトでした。

検索システムも自作して目当てのカードを探しやすくしていたのですが、実際にゲーセンにいったとき、最近はバインダーをすべて持ち歩くようになったので、あまりサイトを使っていないのでした。

いちおう検索目的じゃなくても、お客さんにただカードを眺めてもらって自慢する役割もあったのですが、利用者はほとんどいなかったので、サイトを失ってもあまり影響ありませんでした。

バックアップはもれなく取っていたので、自分しかアクセスできないものの、ローカルのテスト環境には復帰させられます。

でも公開の場はやっぱ欲しいので、先述のGoogleフォトなどに移し替えようか、現在考え中です。

さすがに細かな検索は搭載できませんが、アルバム機能があり、複数のアルバムに同じ画像も登録できるので、これでおおまかなグループ分けぐらいはできそうです。

インスタグラムも候補にしていたのですが、公開できるアルバム機能がなく、なおかつハッシュタグを複数つけて検索する機能もないので、残念ながら保管庫として向きません。

マストドンの分離作業。

そもそもサーバを分離させようと思い立たせる原因となったのが、このマストドン。

冒頭でも挙げたとおりですが、マストドンのアップデートは非常に複雑で、黒い画面と格闘しなければなりません。

でも、どういうわけか説明どおりにやってもうまくいかず、そのエラーの解決を試みようと、本来の手順から外れてエラーを直そうとすると、さらに悪化。

もはや復旧不能になってしまったので、一から建て直して、なおかつ他のサービスには影響が出ないよう、別々のサーバにしようということになりました。

しかし、これまでマストドンを運用していたうえで、動作に不満がありました。

初めはメモリ1GBで運用していましたが、すぐに動作が重くなってしまうので、料金は上がるものの仕方なく2GBにアップグレード。

でも2GBにしても、日が経つにつれて徐々に重くなっていきます。

その原因ははっきりしないのですが、考えられるものとしては以下の記事にあるとおり。

Docker で稼働しているマストドンを Docker を使用しない環境に移行する方法 – Qiita

Docker は、環境を構築するのは簡単ですが、パフォーマンスやリソースの面でネックになる

この記事のとおり、当インスタンスでもDockerを使ってインストールしていました

もしやそれが原因ではないかと、次にマストドンを入れ直すときは、Dockerなしで行こうと考えました。

でも、Dockerを使っても複雑だったマストドンのインストールですが、Dockerなしだとさらに複雑

ざっと解説を読んでいるだけで、頭がおかしくなりそうです。

それに加えて、今までマストドンに溜めてきたトゥートを引き継がせようとすると、おそらくもっと複雑に

いちおうConohaにはマストドンのアプリケーションサーバもあり、Docker不使用のようですが、きっと黒い画面は必要になるでしょう。

何度も書いているとおり、もう黒い画面なんて全く見たくも触りたくもありません。もう気が狂いそうです。

もはやサーバを分離作業すらするのをやめました。

マストドン構築はよそに任せる。

マストドンは続けたい。よそのインスタンスでは、自分の資産と言えない。Twitterはいろいろ厄介なので、戻りたくない。

ではどうするか。

マストドンを自動構築してくれるサービスに乗り換えることにしました。

契約すれば、面倒な作業をすることなく、自動的にマストドンが使えるようになるのです。

運営しているサイトはいくつかあるものの、今回は下記を選ぶことにしました。

ムトー★無料マストドン

選んだ理由は単純、もっとも安かったからです。独自ドメインの適用にも手数料はかかりません。

昨日の夕方6時前に登録し、自分でDNSの設定を行ったあと、本日昼12時ごろにあちら側でSSLが発行され、無事にマストドンが利用可能になりました。

VPSに入れていた3つのサービスの中でもっとも泣かされたマストドンですが、本当に黒い画面を一切見ることなく構築できてしまいました

なお、こういったマストドン自動構築の弱点としては、容量制限が少ないこと。

今回選んだ月額300円のプランの場合、容量は1GBしかありません

画像を何百枚上げまくっても、個人インスタンスならなかなか1GBは埋まらないとは思いますが、1GBを超えると古いものは削除されてしまうようです。

つまり、画像つきの古いトゥートを掘り返しても、画像が映らない恐れがあります。

また前インスタンスから、今まで溜めてきたトゥートを引き継ぐこともできません

これまで4,747件のトゥートを溜めてきましたが、それらをすべて失うことに。

でも、最近のならともかく、奥の方まで埋もれてしまった古いトゥートを掘り返すことなんてあるでしょうか。

いや、古いトゥートを掘り返すことなんて、めったにないはずです。

もはや自分で何を書いたかも覚えていないようなトゥートです。それなら別に消えてしまっても問題ないでしょう。

それに、いくら溜めてもブログと違って、検索から来られることもめったにありません。

どうしても重要なトゥートなら、そのときに自分自身で星をつけているはずです。

それだけ抜き取って、どこかにバックアップすればいいこと。

よって、今までVPSで運用していたインスタンスとはおさらばして、ムトーで作ったインスタンスに引っ越すこととなりました。

これで、今後アップデートがあったとしても、もう黒い画面を自分で触る必要はありません

あちらが勝手にやってくれるでしょう。

と言っても、今は2.3.0があるはずなのに、ムトーではまだ2.2.0のままですが。

なお、ぼくの新しいインスタンスは下記になります。フォローよろしくね。

@wiredpunch@don.wiredpunch.com

サービス乗り換え後の月額料金。

もともとは月額1,750円のVPSでしたが、VPS以外の3つのサービスに分離したことで、料金も変わりました。

まず、ファイルのバックアップはGoogle Driveになったことにより、料金は無料。

容量制限を増やせば料金は追加になりますが、今のところ必要ないので無料のままで居られます。

次にWordpressは、置く場所を専用サーバに変えたことで432円となりました。

代わりにいくつか機能を失いましたが、よく考えるとそこまで必要でもなかったものなので、あまり苦ではありません。

そしてマストドンはムトーに変えたので、料金は300円。

自らカスタマイズやアップデートは不可能となりましたが、個人インスタンスにそこまで必要ないですし、そもそもやったら失敗します。

以上により、月額の合計は732円

もともとVPSを3つに分けて、料金が上がる覚悟だったのですが、1000円以上の値引きとむしろ大幅に安くなったので、万々歳です。

今の時代、自ら建てるより、借りれるものは借りて手っ取り早く済ませる方が、かしこいのかもしれませんね…。

あと今回はっきりしたのは、ぼくにサーバ構築は全く向いてないということ…。

余談。

借りれるものは借りるといえば、まずは家。

今のぼくは田舎の一階建ての一軒家に住んでいますが、もともと空き家でした。

わざわざ家を建てなくても、というか建てるお金はないのですが、しっかり探せば一人暮らしに充分な大きさの空き家があったりします。

家を建てるよりも、まず空き家を探しましょう

あと、これはちょっと方向性が異なりますが、自分で作るよりすでに出来上がったものを買った方が早いものといえば、パソコン。

現在、パーツを寄せ集めた、いわゆる自作PCを利用しています。

でも、本機に使用しているパーツの合計価格と、ほぼ同性能のBTOのPCの値段を比べてみると、BTOの方が安いことがほとんどなのです。

今でこそ自作PCは問題なく動いているのですが、組み始めた当初はなぜか電源がうまく入らない状態をなかなか解決できず、泣き寝入りする恐れでした。

つまり、PCの組み立ては難しいしめんどくさいし時間がかかるということ。

それに対して既成品なら、組み立ての時間はかからないし、安心してすぐに電源も入ります。

どうしてもあとからパーツを変えたくなったら、BTOのPCでもできないことはないですしね。

よっぽど特殊な環境にしない限り、自作PCのメリットって薄いのではないでしょうか。

今度買い換えるときは、間違いなくBTOを選ぶでしょう。

その頃には自作でやってたとしても、全てのパーツをまるまる買い換えないといけないくらい、規格が変わってるでしょうし。

以上、VPSと全然違う話でしたが、無理してまでVPSや家やPC本体で、自分の手を煩わせることないんじゃないかなということ。