ワイヤード・パンチ

元・大阪人が、岡山の山奥でも生きていけることを証明するためのブログ。

ペットの生まれ変わりは実在する?

犬や猫などは人間よりはるかに寿命が短いので、飼い主が生きている間にペットが死んでしまうことがほとんどでしょう。ぼくも身の回りでペットが死ぬ場面に会ったことがありますが、死んでしばらくしてから新しいペットがやってくることも何度かありました。もしかして生まれ変わりではないかと感じて仕方ありません。

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大阪の実家で飼っていた猫。

ぼくがまだ小学生だった頃、祖父が朝に散歩へでかけているとなぜかキジトラのメス猫がついてきたようです。野良によく居る品種の猫ですが、そのまま家までついてきました。祖父よりあとに起きてきた当時のぼくは、家に知らない猫が居る光景にびっくりしたものです。

首輪をしていないし、していた跡もないので、どこかで飼われていた猫というわけではなさそうです。でも野良猫なのに見ず知らずの人についてきたという、変わった性格の猫です。野良に対してわざわざ引き取り手が来るとは思えないので、そのまま我が家で飼うことになりました。

ただ、我が家に猫を招き入れて十数年が経った頃、やはりそれだけ経てば寿命も近いのか、日に日に弱っていく姿を見ることになり、最後の頃には息をするだけでもつらそうで、そのまま死んでしまいました。

そしてまた猫の居ない生活に戻り、1年ほど経った頃でしょうか。なぜか家の近くで子猫の鳴き声が何度も聞こえてくるので辺りを探ってみると、なんとエアコンの室外機の下の隙間に子猫が隠れているのを発見。そんなとこに隠れていてはホコリまみれで汚いので、なんとか引きずり出して家の中に連れ帰り、洗ってあげることに。

室外機の下に居た子猫ですが、以前飼っていた猫と同じくキジトラのメスであり、もしかして以前の猫が産んだものではないかと感じてしまいました。といっても、以前の猫はまだ若いときに家に招き入れ、出産は全くさせていないので、直接の子である可能性はまずないのですが、見た目が似ているうえに、以前の猫が居なくなったあとに似たような猫がやってきたために、何らかの関係性を感じずには居られません。

また、見た目こそパッと見は似ているものの、以前の猫には首元に白い模様があったのに対して新しい猫にはないので、完全に同じなわけではありません。また、以前の猫と違って異様に嫌うので、首輪を付けられません。もし外へ逃げてしまったとき、野良と間違えられないか心配です。

ちなみに、ぼくは実家から出て岡山に引っ越してしまったため、新しい猫は実家に残っている両親が代わりに面倒を見てくれています。岡山に猫を連れてこれないことだけは、大阪に対する唯一の心残りなのですが、「猫は家に憑く」という言葉があるらしく、引っ越して慣れた家を離れてしまうのは猫にとって多大なストレスになってしまうようなので、仕方ありません。

なお、余談ですがぼくが引っ越したあと、実家にまた違う野良猫が来たようです。上記の2匹とは全く違う品種かつオスですが、やはり野良には引き取り手がないので、実家で飼われることに。新しい方のキジトラと、何とかうまくやっているようです。引き取り手があるだけよかったと言えるでしょうか。

仕事場に居た犬。

岡山に引っ越してからの話。田舎の方では犬を屋外飼いされている家庭をよく見かけます。ただ買い物に行くだけでもクルマがないと一苦労で、クルマに頼りがちな生活になるので、犬と一緒に散歩して運動不足を解消するためでしょうか。それとも、イノシシ除けの目的もあるのでしょうか。イノシシによく畑を荒らされるし、道ばたで見かけることもあるので。

ぼくが今勤めている職場にも犬が居たのですが、ある日その犬がどこかで劇物を食ってしまったらしく、唐突に苦しみだしたので病院にすぐ連れて行かれましたが、為す術なく死んでしまいました。はじめはぼくに吠えてばかりだったのに、日が経つにつれてなついてくれるようになった犬ですが、唐突にその姿がなくなったので、さみしくつらいものです。

(ぼくが物心つく前にも実家に猫が居たらしいのですが、その猫も劇物で死んでしまったようです。害獣駆除のための劇物だとは思われますが、こんなやり方が許されていいのでしょうか。岡山の田舎ならともかく、大阪の都会にイノシシなんて居ないのに。)

そして仕事場の犬が居なくなってまだ一週間も経たない頃、近くに住む人がある犬を引き連れて訪ねてきました。「この犬が近くに迷い込んできたんやけど、どこの犬か知らん?」野良猫ならいくらでも見てきましたが、犬でこんなことになるのは初めてです。ただ、その犬は立派な首輪がついていたので、どこかの飼い犬だと思われます。「○○さんとこの犬ちゃう?」その人の犬に似ていたようで電話で確認しましたが、首輪の色が違うとのこと。

結局、その迷い犬の飼い主はすぐに見つからず、仕事場で預かることに。仕事場に以前居た犬の道具が残っているため、すぐに受け入れることはできました。ただ、首輪がある以上飼い犬の可能性が高いので、仕事場で預かりつつ役所に届け出て本来の飼い主を待つことに。しかし届け出て一週間経っても連絡がないことから、飼い主が届け出の存在に気づいていない、あるいは残念ながら飼育を放棄したためもう引き取りに来ないと考えられます。

品種こそ違うものの、以前の犬が居なくなってすぐのタイミングで新しい犬が来たので、まるで前の犬の代わりになるつもりでやってきたように思えてなりません。しかし、「前の犬が死んでまだ間もないのに次の犬飼ったら、犬なら何でもええんかって思われそう。」と仕事場の方は言いますので、代わりにぼくが預かる予定となりました。

ぼくは現在一人暮らしであり、家に帰っても誰も居ないので、帰りを待ってくれる存在が居るのは良いことかもしれません。また、大阪で自転車通勤していたころと違って、田舎暮らしの方が移動は原付に頼りっぱなしで余計に運動不足になるので、散歩の機会を与えてくれるのもありがたいです。(熱帯魚ならすでに飼っているけど、あいつらは飼い主に対してほとんど反応しませんからね…。)

ただ、すぐに犬を引き取りたいところなのですが、あとで警察にも迷い犬の届け出をしたようなので、それは叶いません。警察に迷い犬の届け出をすると、最低二週間は申告者が犬を預かる義務が発生するようです。今回の申告者は仕事場の方であり、ぼくではありません。また、届け出てから二週間後に、警察の方が自宅に訪問してちゃんと犬を預かっているか確認にも来るようです。

二週間のうちに本来の飼い主が見つかることが一番望ましいのですが、先ほども書いたように役所の方に先に届け出てから一週間経っても何の連絡もなかったため、警察の方の届け出でも変わらないように思います。よって、ぼくが正式に犬を預かれるのは、二週間経過してからです。

ちなみに今回の迷い犬ですが、ぼく含めて見ず知らずの人間に対して全然抵抗することなく、なでてくれと言わんばかりに積極的に寄ってきてくれます。逆に誰も居なくなるとなぜか吠え出しますが。世話にほとんど手のかからない犬なのに、元の飼い主はどうして捨ててしまったのか、不思議で仕方ありません。

ペットとは一生の付き合い?

このように、一度ペットを失っても新しいペットが来る事象を二度も体験することになりました。また、仕事場の方も「世の中、ペットは新しいのがすぐ来るようになってる。」なんてことを言います。

それが真実かどうか、確かめるすべなんてありませんが。

余談。

最初に貼った写真の野良猫ですが、今回の件とは全く別です。適当な写真がないもので。ちなみに、大阪で勤めていた頃の会社の近くで見かけたものです。

ただ、大阪の都会真っ只中なのですぐ近くに車通りの激しすぎる道路があり、そこにうっかり飛び出してしまえば確実に命はありません。野良なので自分で住まいを選べませんが、動物たちにとって全く優しくない環境です。実家で飼われている猫もよく、家の側の道路に飛び出してしまうことがあるので、そのたびに心配になります。

一方で今のぼくの岡山の住まいはクルマがほとんど通ってこないので、犬も猫も気楽に過ごせる環境のはずです。草や土も多いので野グソさせ放題。もしみなさんもペットを飼うなら、その現在の住まいがペットを招き入れるのにふさわしいかどうか、入念に考えた方が良いでしょう。