ワイヤード・パンチ

元・大阪人が、岡山の山奥でも生きていけることを証明するためのブログ。

山間部の生活では、HONDAのDioはおすすめしない。

二年ほど前に、まだ大阪に住んでいた頃は、電車などの交通機関があったので、自家用車は正直言って必要ありませんでした。

一方で、現在住んでいる岡山の山奥の田舎では、どこへ行くにも遠いので、とても乗り物がないとやっていられません。

ただ、今まで乗っていた原付がもう十数年も前のものであり、非常に古かったので、新しいものをいただいたのですが…。

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今までは何に乗っていた?

引っ越してからすぐに、HONDAのTodayという原付を、中古でいただきました。

型番はAF61。おそらく2002年のモデルだと思われます。

最初の写真でいうと、右の方です。

それ以前にも免許証だけは持っていたのですが、大阪ではまったく乗る必要がなかったので、岡山に来てからが、はじめての公道デビューです。

それはさておき、Todayをもらってから二年ほど、距離メーターも一巡か二巡するほど乗り続けていましたが、もとから古かったこともあって、徐々に調子が悪くなっていきます。

ただでさえすり減っていたタイヤが道中でパンクしてしまったり、速度メーターが動作しなくなってしまったり、しまいにはおそらくプラグが切れてエンジンがかからなくなってしまったり。

その都度直してもらって、現在もいちおう持ちこたえているのですが、もう古いだけあって、いつ完全にダメになってしまっても、おかしくありません。

新しくもらった原付。

ということで、今乗っている原付が完全に壊れてしまう前に、新しい原付をまたもらえることになりました。

ただ、新しいといっても中古に変わりはありませんが、今度はHONDAのDioという原付で、型番はAF68です。

写真の左の方の原付です。

年式はおそらく2007年で、走行距離数もまだ6,000km程度。

Todayと比べると若干図体はでかくなっている気がしますが、その図体と年式が新しいことや走行距離の短さ、何よりまだ汚れていない黒光りするボディなどから、パワーの強さに期待がかかります。

そしていざ乗り心地を試すため、ちょっと近所をうろついてみます。

上り坂をまともに登れない。

しかし、乗ってすぐに異変を感じます。

上り坂に入ると、明らかに速度が落ちるのです。

重たい荷物は何も乗せていないにもかかわらずです。

私自身も体重55kg程度しかないので、運転者が重すぎるなんてことはありません。

どんな乗り物でも、坂道を登ることにはパワーを要します。

クルマと比べて原付は当然パワーが弱いので、少しくらいは速度が落ちます。

ただ、それを踏まえても、明らかに速度が遅すぎるのです。

田舎なので家まで坂道がずっと続きますが、坂道に入る前は速度を40km近く出していたとしても、途中で20km程度まで落ち込んでしまいます。

坂道でありつつ曲がりくねった道も多いので、曲がるためにいったんブレーキを入れようものなら、もう坂を登り切るまで、速度が全く上昇しません。

そこまで急勾配な坂でもないのに速度が落ち、いくら踏ん張っても坂にいる限り、速度が上昇してくれません。

そのくらい、Dioの坂道を登るパワーは弱すぎるのです。

少なくとも、これよりも旧式であるTodayに乗っているときは、こんなに速度低下を感じることはありませんでした。

加速自体が弱すぎる。

そもそも平地であっても、加速力が弱いため、最高速に達するまでに時間を要してしまいます。

静止状態からいきなりアクセルを強くひねっても、グンッとくる感じが、Todayと比較して弱く感じます。

言い換えると速度が出ないことは安全という意味でもありますが、あまりに遅く走ると後ろがつっかえるので、速度が出ないことも考えものです。

異常が起きているわけではない?

以前乗っていた型より新しいはずなのに、ここまでパワーが弱いと、何か異常が起きているのではと疑いたくなります。

というわけで、Dioに乗って最寄りのバイク屋に行って、診てもらうことにしました。

(最寄りといっても私の住まい田舎なので、同じ町の中にバイク屋はなく、どうしても遠くまで行く必要はあります。クルマ屋なら家のすぐ側なのに。)

ただ、さすがのバイク屋でも、いったん預かって診ないことには調べられませんでした。

乗ってきた原付を預けてしまうと、移動手段がなくなってしまい、近所の人に迎えにきてもらうハメになってしまうので、今は預けるのをやめておきました。

すぐに考えられる原因としては、オイルが古くなっているのではないかということ。

しかし、このDioは送ってくれた人が中古バイク屋で買ったばかりのものであり、オイル交換は最近すでに行われていました。

ということで、オイルが原因ではなさそうです。

そもそも走行自体に異常のある原付であれば、店でまず売られないでしょうけど、バイク屋のある場所はたいてい街中の平地なので、坂道での状況までは調べられずに売られてしまったのでしょう…。

車種自体に問題がある?

TodayとDioは同じエンジンを積んでいるそうなので、違いはほとんどないという意見もちらほら見られます。

見た目だけで決めていいなんてことも。

でも、実際に乗ってみた身からすると、違いがないだなんて、ウソにしか思えないのです。

納得できず、さらにいろいろ調べてみると、下記の動画を見つけました。

Dioを乗ってみた様子の動画ですが、この投稿者は、私と同じく過去にTodayも経験しているようです。

そして動画の紹介文には、下記のようなコメントが。

todayエンジンでtodayより重いのでtodayよりトロく感じます。
「あれ?止まってる?」ってくらいに(笑)

(中略)

登り坂は本当にキツイです。

(中略)

正直コンビニに行くチョイノリくらいで遠出はしたくないですね…

私のDioだけがたまたまおかしいのではなく、Dioという車種自体がすべて、非力である恐れが出てきました。

こうなったらもう、素人ではどうすることもできません。

私は工業高出身でありながら、機械いじりに関しての腕前が最悪なので、プロに任せて大金払って改造してもらうか、こういう車種だと思って諦めるしかありません。

結局どうする?

タダでもらった原付なので、今回の件で金銭的なダメージはありません。

ただ、せっかくの新しい原付だと期待していたのに、私の地域ではまともに使えないという、残念な結果に終わったのが悔しいところです。

平地しかない街中に住んでいるのであれば、もう少し乗る気になっていたかもしれません。

しかし、パワーに問題がなくても、足の踏み場の形状にも不満があります。

足の踏み場の前の方が斜めに傾いているので、足が曲がってしまうのです。

というわけでもう、せっかくいただいたものですが、このDioは予備として置いておくことにします。

しばらくはTodayを乗り続けますが、もう古い型なので、いつ壊れてもおかしくありません。

そのときになれば、またDioの出番になるでしょう。仕方なくですが。

でも、本当に望ましいのは、DioもTodayも売り払って、新車を買うことでしょうか。

どちらも、すでに生産終了の旧式ですからね。

さすがに新車ならば、これらよりもパワーがあると信じたいです。

同じHONDAで選ぶとすると、タクトが良さそうでしょうか。

全体の形状も足の踏み場もTodayに近くて、見た目ならばいい感じです。

YAMAHAのJOGや、SUZUKIのレッツも近い感じでしょうか。

今は一括払いで買う余裕がないのでローンにするという手もありますが、もしお金が溜まったとき、途中で残り分を全額払うこともできるようです。

どのみち手数料は発生するので、初めから一括が最善ではあるのですが。

余談。

今回のDioですが、結局は元の所有者に返すことになりました。

売ってしまおうと思ったのですが、名義人が元の所有者のままなので、査定してもらうにも電話確認か委任状が必要に。

よって、バイク屋から所有者に電話が来ていいか確認を取ってみたのですが、どうせ売っても何円にもならんと、強く反対されました。

勝手に買ってきて勝手に送ってくれたバイクとはいえ、ジャマだから売り飛ばそうとしたのは、少々浅はかでした。

私は金額的に損はないのですが、あちらとしては売られてしまうと大損ですしね…。

元の所有者は坂道のない大阪住まいなので、そっちで乗ってくれるのを願います。

Todayより新型だからと、もらったときは期待したのに、実際はポンコツだったので、Dioは本当に期待はずれ。

来年になるまでは引き取りにきてくれないのですが、ジャマなものをようやく手放せること自体は決まったので、それまでの辛抱です。

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