ワイヤード・パンチ

元・大阪人が、岡山の山奥でも生きていけることを証明するためのブログ。

結婚するのはそんなにえらいことなのか?

ぼく自身はまだ未婚の若造なため、結婚生活についてツッコミを入れるのは、早いと思われるかもしれません。しかし、それでも思うところはあります。同じ職場にいる上司の話を聞いてると、幸せな結婚生活を送っているとは、とても思えないのです。

広告

家族にぞんざいに扱われる生活。

ぼくが勤めている職場には、ぼくとはかなり歳の離れた、営業担当の40代のおっさん(以下おっさん。)が居ます。いつも大声のいかにも営業という感じのおっさんで、日頃の付き合いで酒を飲みに連れ回される機会が多いのか、一目で不健康とわかる程度に肥えています。営業ではないぼく自身はその上司と関わることはほとんどないのですが、同じ営業の若い部下に対して、お前呼ばわりばかりでエラそうにしているので、正直行って嫌いな人間です。

そんなおっさんですが、仕事は違えど作業場は同じなので、営業の部下と世間話をしているのが嫌でも聞こえてきます。その世間話を聞いていると、おっさんには妻子が存在しており、娘はすでに義務教育を終えている歳ではあるそうですが、妻子との関係がうまくいっていないようです。

特に娘との関係がひどく、よくある「私より先にお風呂入らんといて!」といった感じの関係らしいです。他にも、友達付き合いのために、おっさんは娘からたびたびお金をせびられているようで、本当は払いたくないけどモメ事を広げたくないために、いつも拒否できないでいるそうな。

わがままばっかり言う娘にガツンとキツく叱ってやりたいこともあるそうですが、その度に妻からは「あまり怒らんといてくださいな。」と言われて、妻にも頭が上がらないらしいです。

さらにひどいことにおっさんは、「なんか家に帰ってもオレの居場所ないねん。会社で仕事のことだけ考えてるときが、人生で一番楽しいねん。」とか言い出す始末。完全に人生終わっとる。

(ちなみにぼくは会社に居るときだと、弁当を食べ終わって、流し場で弁当箱を洗っている時間が、ぶっちゃけ一番楽しい。そう思うくらい会社勤めなんてしたくない。)

世間一般的に結婚というと、おめでたいことだったり、まるで人生最大の目標であるかのように、ゴールインなんて言葉が使われたりします。しかし、こんな話を聞いていると、結婚することが本当に人生に必要なことなのかと、疑いたくなります。

老後の面倒を見てくれる家族は必要か?

他にも身近な例で言うと、ぼくは現在二十代後半ですが、歳の差離れたぼくの兄は、ぼくと同じ歳の時に既に結婚しています。さらには現在、子供が二人存在します。

そんな兄とぼくを比較して親は、「あんたも早く奥さんもらって子供作っとかんと、将来苦労するで。じじいになってボケたら、誰が面倒見んの。」なんて言い出します。でも正直言って、その言葉には賛同しかねます。仮にぼくが歳を食って子供が居たとしても、さっきのおっさんのように子供がぼくに尽くしてくれるとは限りません。いくらボケても、家族にほったらかしにされる恐れがあります。育て方次第ではありますが。

今の時代、配偶者や自分の子供が居なくとも、介護施設が充実しているので、老後はそちらで面倒を見てもらうという選択肢もあります。子供がいないのなら、子供のためにお金を使うなんてことがないので、施設に入るためのお金が残っているでしょう。これなら家族が居まいが関係ありません。

さらに高齢化が進む今、介護施設や介護士の需要はどんどん高まり、日本に欠かせない存在になるはずです。どうしても就職活動がうまくいかない人にとっても、いい選択肢になるかもしれません。

自分を押し殺してまで家族に尽くすべきか?

先ほどのおっさんは妻子持ちのため、自分だけでなく家族も食わしていけるほどのお金を稼がないといけません。いつも娘にお金をせびられているため、なおさらです。しかし、やはりお金を増やすには、仕事の量も増やさなければいけません。そのせいか、定時になってもおっさんがすぐ帰るところを見たことがありません。

仕事からすぐに帰れないということは、当然ながら家族と接する時間も短くなるため、家族との関係が希薄になってもおかしくありません。さらに、増えた仕事によるストレスも溜まるため、自身の身体に悪いのはもちろん、いざ家に帰れても愚痴を吐きたくなるでしょうから、聞かされる側はたまったもんじゃありません。ひたすら悪循環になります。

よって、自分の私生活を潰されるくらいなら、家族なんて作るべきではないのではと、たびたび思います。自分1人だけが金欠ならば別に構わないのですが、他人を巻き込んでいる以上、責任は重大です。普通の量の仕事で、充分な稼ぎがあるならばそれが一番ですが、たいていの人間がそんな大金を稼げるわけがありません。

ぼくの場合に当てはめたとして、ぼくの現在の給料は、20代男性の平均よりはるかに下回っています。(むしろ平均が高過ぎる。年収370万円はいくらなんでもおかしい。)その低い年収から、専門学校に通っていたときの学費の支払いがいまだに残っていたり、毎月のスマホ代やネット代の支払いもあります。さらに、今は実家暮らしなため家賃という概念はありませんが、他の地域に移り住めば、当然家賃や光熱費の支払いも加わってくるため、残るお金はごくわずかとなるでしょう。仮にぼくに子供が居たとしたら、こんなわずかに残ったお金で、子供を養っていけるわけがありません。

ぼくだってやりたいことは山ほどあります。このようにブログを書くことだってもちろん、ゲームだってやりたいし、イラストだって描きたいし、旅行だってしたいです。子供1人居るだけで、やりたいことすべてが叶わなくなってしまいます。お金のために仕事の量を増やさないといけなくなり、趣味に費やす時間が潰されるからです。

他人に振り回される人生なんて、何が楽しいんでしょうか。

どうしても子供を増やす必要はあるか?

結婚したところで、同じ場所に住むという点と、片方の苗字が変わるという点、子供を作っても許されるという点しか見いだせません。配偶者も働き手ならば、結婚そのものは百歩譲って許すとして、子供だけは収入がなければ自分の生活が苦しくなるのは目に見えています。自分を殺してまで他人の世話をしたいのならば、もうどうなっても知りませんが、他人に尽くす根性が無いのなら、子供を作ることだけは絶対にやめておくべきでしょう。

今の世の中は少子化なんて言われていますが、それを無理に改善しようと努力する必要はありません。むしろ人なんて減るべきだと、ぼくは思います。同世代のライバルが多すぎるせいで、数少ない働き口を争う、醜い戦いに巻き込ませることになるのです。そんな人生を送らせるのは、まっぴらごめんです。

また、その一方で高齢化とも言われています。まるで老人は社会的利益をもたらさない邪魔者のように扱われていますが、はたしてそうでしょうか。今の時代、長寿化も進んでおり、いくら歳を取っても充分に動ける人は少なくありません。老人が老人の介護をするほど。たとえ若者が居なくとも、老人だけでやっていける国はできるはずです。

とにかく、おっさんの二の舞にはなりたくありません。