ワイヤード・パンチ

元・大阪人が、岡山の山奥でも生きていけることを証明するためのブログ。

電力会社を乗り換えてみたけど、余計に高くなった?

以前の記事に書いたとおり、ただでさえ高いプロパンガスが値上げされたことをきっかけに、ガス会社を乗り換えてみたら、値上げ前よりさらに安くなり、大成功でした。

そこで今度思い立ったのは、電力会社の乗り換え。

今は自宅で仕事していることもあって、エアコンをほぼ一日中を使うせいで、とんでもない額になってしまうので、乗り換えすることで料金を下げれたらいいのですが…。

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乗り換えのきっかけ。

ひと月の電気代の中で、もっとも割合を占めるのはやはりエアコンでしょう。

特に、冷房よりも暖房の方が消費電力が高く、さらにうちの地域の冬は、一日中エアコンを入れないといけないほどです。

そのため、ぼくは一人暮らしでありながら、ひと月の電気代が1万円を大きく超えてしまうこともありました。

ただ、そのときはまだ、電力会社の乗り換えのことは考えていませんでした。

というか、乗り換えできるものとは思っていませんでした。

そしてしばらく経って、そのとき契約していたプロパンガスがのちのち値上げされるとの通知が来ました。

ただでさえ高いプロパンガスに、これ以上払っていられるかと思ってどうにかならないか調べていると、乗り換え可能であることが判明。

てっきり、地域ごとに会社が決まっているかと思っていたけど、そんなことはありませんでした。

乗り換えすることで、もっと安い料金でプロパンガスを利用できるようになりました。

なおかつ、乗り換え前はクレジットカードによる支払いができなかったのですが、乗り換え後の会社ではできるようになったので、一石二鳥です。

そこで思い立ったのは、電力ももしかしたら乗り換えできるんじゃないかということ。

だいぶ前に電力自由化という言葉が流行りましたが、その当時は意味がわからず、なおかつ実家暮らしだったので、気にせずにいました。

でも、電気代を自分で払わなければいけないようになった今、電力会社も乗り換え可能だということがわかり、実際に電力も乗り換えを試してみることにしました。

今回の乗り換え先。

もともと契約していた電力会社は、中国電力でした。

ぼくの住まいは岡山なので、名前のとおり中国地方ではもっとも代表的な電力会社でしょう。

今の住まいに引っ越した当時、電力の契約は大家さん任せだったので、自分から考えることなく、中国電力のスマートコースを利用していました。

中国電力のスマートコースは、電力の使用量によって、単価が変わってくるというコースとなっています。

スマートコース|ぐっと ずっと。WEB|中国電力

少々複雑なので、詳しくは上記のサイトを見ていただきたいのですが、消費量が少ないうちは単価が安く、一定量を超えてしまうと単価が高くなります。

つまり、使わなければとことん安いけど、使いすぎると大損になるというコースです。

また、使用量がほんのわずかでも最低料金は存在しますが、その最低料金だけで済むことは、まずないでしょう。

使うほど料金の上がるコースだったので、使用量の増える冬では、必然的に大損することになっていたのです。

そこで今回の乗り換え先に決めたのは、Looopでんき

料金プラン | 低圧(家庭・事業所・商店)のお客さま| Looopでんき

こちらの場合は、使用量にかかわらず、単価が常に一定という、非常にわかりやすい料金設定となっています。

ぼくの地域の場合は中国電力のエリア内なので、単価が24円ということになります。

また、最低料金は存在しません。

一切使わなければ0円ということですが、まずそんな生活はないでしょう。

なお、中国電力だったときは、複雑な料金設定に悩まされていました。

使用量が多いほど単価が上がるのはわかっていたのですが、どうして冬のときこんなに高くなってしまったのか、いちいち計算するのが非常に面倒でした。

その計算の手間を省き、月ごとの料金の計算に納得するためにも、Looopでんきにしたのです。

乗り換えまでの日数はどれくらいかかる?

Looopでんき「おうちプラン」のご紹介 | エネチェンジ 電力比較

公式サイトから契約できないこともないのですが、エネチェンジを通じて契約すれば、何やらギフト券がもらえるそうだったので、今回はこちらから契約しました。

6月18日に申し込みを行い、翌日にはエネチェンジの方から、Looopでんきへの取次が完了したのと通知が来ました。

そして21日にはLooopでんきから、電力提供開始が7月5日になるとの通知も来ました。

つまり、申し込みから利用開始まで2週間強という、意外に短い所要期間となりました。

乗り換えには1~2ヶ月かかると予想していたのですが、プロパンガスのときと違って早く済んだので助かります。

(プロパンガスのときは、冬の凍結トラブルや入退去シーズンと重なっていたせいもありますが。)

なお、乗り換えに際して、元の電力会社に、申し込み者から連絡する必要は全くありません。

面倒な手続きはすべてあちら任せなので楽でした。自分でやることは、新しい会社への申し込みフォームに書くことだけ。

また、申し込みから利用開始までの間に、家の側で電線工事が一度ありましたが、これが電力会社切り替えによるものなのかは、すみませんがわかりません。

ただ、停電時間はほんの数十分であり、仕事に多大に影響が出ることはありませんでした。

あと、乗り換え費用は一切かかりません。

実際の料金は?

この記事を書いている時期は8月。真夏ですね。

冷房は暖房ほど料金がかかるわけではないのですが、いくら田舎でもここ最近の猛暑の影響は強く、やはり夜寝るまでは冷房に頼る日も多くありました。

そして、Looopでんきと契約してからひと月が経ち、7月にかかった分の料金データが届いたので、開いてみます。

すると、268KWh使用で、料金は7,209円でした。

うーん、どうなんでしょうか。冷房をあまり使っていなかった先月と比べると、高くなったのは確実なのですが。

とりあえず、以前契約していた中電から、同じくらいの使用量だった月のデータを探してみます。

今回見つけたのは、2016年12月のデータ。

冬のときのデータなので、夏とは状況が異なりますが、このときは295kWh使用で、料金は7,055円。

なんと、Looopでんきに変えてからの方が、使用量が少ないにもかかわらず、高くついてしまいました。

このまま泣き寝入りでしょうか…?

料金の計算式。

もしかして、計算方法に誤りでも発生したのでしょうか?

いや、そんなことはまずないと思いますが、自分でも納得するために、計算し直してみます。

まずはLooopでんきの方で、今月かかった分で計算してみます。

単純に単価×使用量で計算するだけです。

なお、再エネ発電賦課金というのも含まないといけないのですが、今は省いておきます。

  • 24円×268kWh=6,432円

続けて、もし中電のまま同じ使用料で使った場合を計算してみます。

  • 15kWhまでの最低料金: 223.23円
  • 15kWhを超え120kWhまで(合計105kWh): 20.40円×105kWh=2,142円
  • 120kWhを超え300kWhまで(合計148kWh): 26.96円×148kWh=3,990.08円
  • 300kWh超過(今回は無し): 29.04円×0kWh=0円
  • 全合計: 223.23+2,142+3,990.08+0=6,355円(小数点切り捨て)

自分で計算してみても、100円弱というほんの少しの差とはいえ、やはり中電の方が安いという結果になってしまいました。

ただし、これは夏での結果。

中電だと300kWhオーバーでさらに単価が上がってしまいますが、Looopでんきの場合は変わりません。

今年の2月、まだ中電でしたが、あまりの寒さのせいでひと月に515kWhも消費してしまいました。

その消費量で、また計算してみます。

まずはLooopでんきの方から。

  • 24円×515kWh=12,360円

複雑な計算がなくて楽ですね。

続けて、中電の方で。

  • 15kWhまでの最低料金: 223.23円
  • 15kWhを超え120kWhまで(合計105kWh): 20.40円×105kWh=2,142円
  • 120kWhを超え300kWhまで(合計180kWh): 26.96円×180kWh=4,852.8円
  • 300kWh超過(合計215kWh): 29.04円×215kWh=6,243.6円
  • 全合計: 223.23+2,142+4,852.8+6,243.6=13,461円(小数点切り捨て)

冬の場合は、1,000円以上もの差をつけて、Looopでんきの方が安いという結果になりました。

中電だと、もっとも高い料金帯のときにもっとも消費してしまってるのも原因でしょう。

結局、乗り換えて得なの?

Looopでんきをまだひと月しか使ってませんし、そのときになって状況もよりけりですから、ぶっちゃけ一年通してみないとわかりません。

ただ、去年の電気の使い方からみて、やはり冬にもっとも消費することは明らかです。

うちの地域はどちらかというと寒い方の地域に入るので、冬の消費量がさらに増えそうです。

よって、高すぎた冬の料金は大きく下がって、冬以外の季節は少々上がってしまう。

年間通してみると、結局一年の料金に差はないかもしれません。

だったら乗り換えて意味はあったのかと言われると、それはあると言えます。

Looopでんきでは各日の各時間帯ごとの電力消費量がチェックできるという、便利な機能が備わっています。

家に居た間はやはり冷房のせいで消費量が上がっており、長時間でかけているときは冷房を切っているので、そのときは大きく下がっています。

これを意識しておけば、もしかしたら無駄遣いを減らせるかもしれませんね。

ただ、使用量の集計が行われるタイミングは、けっこう遅かったです。

Looopでんきの使用開始日が7月5日であったにもかかわらず、7月30日から集計開始となっていました。

また、現在は8月10日ですが、7月30日~8月6日までの一週間分しか取れていません。

集計が行われるのは、利用開始日の月末からで、なおかつ一週間ごとということでしょうか?

とりあえず、毎日見れるということではないようです。実はそれを期待してしまってたんだけども…。

とりあえず、乗り換えたのに何千円も高くなってしまってたら憤慨ものでしたが、まだ数百円程度。

この程度なら、まだ誤差として我慢できます。

おとなしく、これからも様子を見続けることにします。

計算もめんどくさくなくていいですしね。