ワイヤード・パンチ

ASRockのマザーボード使用時、BIOS画面を表示させるモニターを変更する方法。

問題発生時の状況について。

当環境では、メインモニターとしてHDMI接続の4Kテレビを、サブモニターとしてDisplayPort接続のフルHDの液晶タブレットがあります。

しかし、両方とも電源を入れている状態でPCを起動すると、PC起動中のBIOS画面が、サブの方である小さい液タブの方に表示されてしまう問題が発生しました。

(ドスパラ製のPCを使用しているので、マザーボードはASRock製ですが、BIOSでは独自のロゴが表示されます。)

さらに、BIOS画面が終わってWindows10が起動されると、メインモニターとして設定している4Kテレビの方が、乱れた表示になる問題も発生します。

具体的には、全体的にピンクがかった色になっていて、画面が横に引き伸ばされてモニター外まではみ出ている状態です。

一方で、サブである液タブの方の表示は全く問題ありません。

テレビと液タブで解像度が異なるせいでしょうか?

↓今回使用するマザーボード

一時的な対処法。

あとから液タブの電源を入れる。

液タブの電源が落ちている状態であれば、メインにしたい4Kモニターの方だけに画面が表示されます。

Windows10が起動してから液タブの電源を入れることで、両モニターとも正常に表示されます。

しかしこの場合、両モニターの電源が入っている状態なので、PC再起動をすると、また液タブの方にBIOSが出ますし、起動後はメインモニターが乱れます。

DisplayPortとHDMIを入れ替える。

どうやらBIOS的にはDisplayPortの方が優先になっているようなので、4Kモニターと液タブの接続先を入れ替えます。

これなら、BIOSは4Kモニターに出て、起動後はどちらも正常な表示でした。

しかし、両モニターとも本来は接続方法がHDMIのみであり、グラフィックボードにはHDMI差込口が1つしかないので、DisplayPortは変換器を使用しています。

その変換器が4K状態だとリフレッシュレートが30Hzまでしか対応していないので、とても快適に作業できたものではありません。

高性能な変換器に買い換えるのは高くつきますし、組み立てが大の苦手な人間なので、グラボの交換は故障のリスクが伴います。

解決方法。

ググるとBIOSで使うモニターは変えられないなんて意見が多数出てしまいますが、おそらくそれは古いPCの話です。

少なくとも、ASRockのマザーボードでは、BIOS画面で使うモニターを変更する設定がありました。

まずは、キーボードのF2キーを押しながらPCを起動します。

しばらくするとBIOS設定画面が現れます。

マウスを使えないことはないのですが、なぜか猛烈に動きが遅いので、キーボード操作の方がいいかもしれません。

(設定画面ではキャプチャが使えないので、カメラ直撮りでご了承ください。)

上部メニューからアドバンスドを選択。

AMI Graphic Output Protocol Policyを選択。

(なぜかマニュアルには記載されていない項目でした。マルチモニター使用時かグラボ使用時しか出てこないのでしょうか。)

Output SelectをDP0からDFP3に変更。

(環境によって値が異なるかもしれません。)

すると、値を変更した瞬間に、BIOS画面がDisplyaPortの液タブから、HDMIの4Kモニターに切り替わりました。

上部メニューから出口を選択し、設定変更内容を保存して再起動を行います。

しばらくするとBIOS起動画面に戻り、ロゴがHDMIのモニターに表示されていました。

もちろん、両方のモニターの電源は入っている状態です。

そしてWindows10に入ったあとも、4Kモニタ-が乱れることなく正常に起動完了しました。

余談。

現在使っているグラボは、HDMIとDisplayPort以外に、DVIの差込口も残っています。

最大3画面表示に対応しているので、もう一台モニターを買い足そうか悩み中。

液タブをサブモニター代わりにしてはいますが、メインモニターとサイズも解像度も大きく異なり、なおかつ寝かして置いているので、マウスで行ったり来たりがしづらいんですよね…。

ただ、DVIは古い規格であるためか、DVI差込口のないモニターも多いので、変換器を買い足すのも忘れずに。

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