ワイヤード・パンチ

Bracketsのコードヒントが無効化できないときの対処法。

コードヒントが有効だと、タグ名を途中まで入れると予測で候補が出てくるので、あいまいにしか覚えてないときなどは役に立ちます。

しかし、このヒントが出ている間は十字キーを押しても他の行に移動できず、操作の妨げになることもあります。

よってこれを無効化したいのですが、上部メニューから「編集」→「コードヒントを表示」のチェックを外しているにも関わらず、相変わらず出てきてしまいます

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どういう状況でコードヒントの存在が困ったか。

今回、コードヒントがジャマだと思ったのは、pugファイルの編集中

ちなみにpugというのは、かつてjadeという名前だったもので、cssに対するsassのように、htmlを簡略化して書ける便利なものです。

詳しくは各自で調べてみてください。

話が逸れましたが、Bracketsはデフォルトでpugには対応していません。

でも、「Pug (Official Plugin)」というプラグインを導入することで、pugに対応することになり、コードの色つけも行われることになります。

仕事のうえでサイトを作るときもpugを使っており、長文を書く際は、当然ながら適度に改行を入れないといけないので、文章の間にbrタグを入れることになります。

pugの場合、htmlのときと違って<br>ではなく、brと書くだけで済みます

しかし、このbrと書いたときに、すぐ下にコードヒントが出てきます。

brなんてたった2文字に対してコードヒントが出てくる必要性もないのに、このコードヒントが出ている間、十字キーで他の行に移動することができません

本文はすでに出来上がっていて、間にbrを入れていきたいだけなのに、いちいちエンターキーで確定するか、左右キーじゃないと移動できません。

これが地味にストレスとなりました。

コードヒントの無効化方法。

そしてコードヒントを無効化するために、冒頭にも上げたとおり「コードヒントを表示」のチェックを外してみても、なぜか有効になったまま。

なんだかバグくさい気はします。

Bracketsのバージョンを上げればもしかしたら直ってるかもしれませんが、バージョン1.8以上にすると今度はIMEの予測変換の位置ズレバグが起き、バージョン1.12が出ている今になっても直っていません。

今回の件以上に厄介なバグであるため、残念ながらバージョンを1.7から上げるわけにはいきません。

それでは、どうやってコードヒントを無効化するかというと、環境設定ファイルを編集することです。

環境設定ファイルを編集すると、画面上部のメニューからは設定できない項目にまで設定を行うことができます

環境設定ファイルを開くには、上部メニューから「デバッグ」→「環境設定ファイルを開く」に進みます。

環境設定ファイルを開くを実行すると、左右のペインにそれぞれ新しくファイルが開かれます。

左の「defaultPreferences.json」はその名のとおり、デフォルト値を記載しているだけのファイルであって、こちらは編集対象ではありません。

右の「brackets.json」が、実際の環境設定ファイルとなります。

ここに書いたことが、実際にBracketsに反映されます。

まずは左の「defaultPreferences.json」から、コードヒントの表示に関わる値を探してみます

とりあえずそれらしい名前の項目があるか、あてずっぽうで探していると…ありました。

// HTML タグヒントを有効化/無効化
"codehint.TagHints": true,

HTMLとありますが、pugに対してもこの設定は反映されています。

falseに変えてしまいたいところですが、「defaultPreferences.json」を編集しても仕方ないので、今度は右側の「brackets.json」から「codehint.TagHints」があるか探してみます。

しかし、探してみても見つからず。

項目がないということは、必然的にデフォルト値の方が有効になっていることですね。

書いていれば、そちらが優先されるのですが。

よって、「brackets.json」に設定を書き足してやる必要があります

"codehint.TagHints": false

先程の初期値である、trueからfalseに変えただけです。

書き足す場所は、最下段にある波括弧から一つ上の行で良いでしょう。

注意点としては、最後の行の項目以外の行末にはカンマが必要で、最後の項目にはカンマが不要というところです。

そうしないと環境設定ファイルが有効にならず、エラーになります。

phpで配列を書くときと違って、最後にカンマがあるとエラーになるのがめんどくさいですね…。

とりあえず環境設定ファイルを上書き保存後にF5キーでBracketsを再起動すれば、無事にpugでもコードヒントが出なくなるでしょう。

他の項目も同様の手段で設定を変えられるので、何かしら作業のうえで不便な点が出てきたら、環境設定ファイルを見直してみましょう。