ワイヤード・パンチ

EaseUS Partition Master を使って、パーティション変更やGPT・MBR変換を試してみる。

HDDやSSDのパーティション変更は、通常だとフォーマットした直後でないといけませんが、たいていの場合はしばらく使い込んだあとにパーティションを変えたくなるはず。

しかし、すでにデータが多数入ったHDDやSSDを、またフォーマットしてデータを消すわけにもいかない…。

よって今回は、パーティション管理ソフト「EaseUS Partition Master」を使って、フォーマットすることなくパーティション変更をしてみたいと思います。

また、それ以外にも役に立つ機能がいろいろとあるので、それらも試してみます。

ダウンロード先。

EaseUS®公式サイト|無料のパーティション管理ソフト – EaseUS Partition Master Free

上記からダウンロードできます。

無料版もございますが、今回はPro版を利用しています。

新しいドライブを作成する。

作業の前に、当環境では256GBのSSDがCドライブ、1TBのHDDがDドライブとなっています。

Windows10に何かトラブルが発生し、どうしようもなくなったときは、だいたいWindows10を再インストールすることで解決することが多いです。

しかし、OSの再インストールをすると、OSが入ってるCドライブがまるごと、初期状態にリセットされてしまいます。

よって一時的にDドライブに大事なデータを移しておきたいけど、DドライブはHDDだから読み書きが遅い…。

だから、読み書きの速度が大事なものは、SSDに入れたままOSを入れ直したい。

というわけで、Cドライブのパーティションを変更し、同じSSD上にもうひとつのドライブを作成してみましょう。

空き容量を分割してパーティションを作る。

まずこちらが、EaseUS Partition Masterを起動した直後の画面となっています。

通常のWindows上ではC・Dドライブともに、1つのパーティションとして表示されていますが、実際は不可視のパーティションに若干の容量を取られています。

システム上必要なパーティションなので、用がない限りは触らないようにしましょう。

今回はCドライブに用があるので、それをクリックして、「サイズ調整/移動」をクリックします。

画面が切り替わったら、Cドライブ全体の領域を表すバーが、中央あたりに表示されています。

左右どちらかの黒丸をドラッグして、新しいドライブに欲しい領域分だけ移動させましょう。

あるいは、左下にあるアドバンスをクリックすると新たに設定が表示され、数値を手入力で設定することもできます。

Cドライブの領域を少し削り、20.22GBの空き領域ができました。

問題なければ、このままOKを押します。

なお、うっかりドラッグ操作がずれて、このように左右に空き領域ができてしまうこともあります。

そのときは左右どちらかに寄せて、空き領域が左右どちらかだけにできるようにしましょう。

この時点では、まだパーティション分割が実行されません。

上にある「1つの操作を実行する」をクリックしましょう。

実行後、再起動を求められるので、問題なければこのまま進みましょう。

「はい」を押すと、すぐに再起動が始まります。

再起動されて、BIOS画面が表示されたあと、すぐにWindowsには戻らず、上のような黒字に白文字の画面になります。

ちょっとびっくりしますが、このまま待ちましょう。

処理が完了するともう一度再起動され、Windowsに戻ってきます。

再起動を押してからここまでで、当環境の場合は2分もかかりませんでした。

新しいパーティションに使ったサイズによって、時間の変動があるかもしれませんが、ともかく今回は約20GBで2分でした。

エクスプローラーを開いてみると、まだこの時点では、新しいドライブは作成されておらず、ただ単にCドライブの空き容量が削れただけに見えます。

見えない20GBの空きパーティションが存在しているので、今度はそれをちゃんと使える形にします。

分割したパーティションから、新しいドライブを作る。

もう一度EaseUS Partition Masterを開きましょう。

新しく20GBの未割り当て領域が出来ています。

それをクリックして、「作成」ボタンをクリックしましょう。

未割り当て領域のうち、何GBを新しいドライブとするかを選びます。

今回はそのまますべて使いたいので、とくにバーは動かさずにOKを押します。

またファイルシステムですが、Linuxとのデュアルブートではなく、Windowsだけを使っているのであれば、よほどの理由がない限りNTFSのままにしましょう。

実行待ちの状態になりましたので、「1つの操作を実行する」を押します。

約20GBのEドライブが作られることになります。

問題なければ適用を押しましょう。

おそらく10秒もかからずに処理が完了しました。

そしてエクスプローラーを開くと、本当に新しいドライブができあがっています。

もっと時間がかかると思っていたのですが、あっという間でした。

ファイルの作成もできました。

これで、OS再インストールするハメになっても、Eドライブに入れているデータは、そのまま残らせることができるでしょう。

もちろんCドライブと同じSSDなので、HDDよりは速度が勝っています。

注意点としては、同じSSDであるため、SSDが物理的に故障してしまうと、CドライブとEドライブどちらも消し飛ぶことになります。

本当に大事なデータは、さらに別のSSDかHDDにもコピーしておくのがいいでしょう。

未割り当てではない領域とのマージには注意!

先程までは分割の手順でしたが、やっぱり元に戻したいということもあるでしょう。

先程作成したEドライブを未割り当てに戻さずとも、Cドライブとのマージは実行できました。

しかし、実行後のドライブの状態がおかしくなってしまいましたが、それについては後述。

まずはマージの手順について。

Cドライブを選択し、マージをクリックします。

どのドライブとマージしたいかを選択します。

今回は、先程作成したEドライブとマージしたいので、その下にあるチェックを入れます。

隣接したパーティションとしかマージできないので、最初に行った分割の際には、でたらめな位置にならないように注意。

問題なければOKを押します。

Eドライブが消失し、Cドライブの空きが増える状態が予約されます。

画面上から実行しましょう。

パーティションの変更に関わる操作は、再起動が必要になるようです。

再起動を実行して、しばらく待ちます。

先程同様、黒字に白文字の画面が現れます。

Windowsに戻ってくるまで、今回は2分20秒ほどでした。

そしてエクスプローラーを開き、Eドライブが消えてCドライブの容量が戻っているかと思いきや…。

Cドライブの容量は増えていたのですが、作った覚えのない、容量が95MBしかないZドライブというものができてしまいました。

また、開こうとしても「アクセス許可がありません」と表示されて、開くことができません。

自分だけが使うPCなのに…。

EaseUS Partition MasterでZドライブを見てみると、「システム, EFIシステム パーティション」と表示されており、触っていいのかわからないドライブになってしまいました。

というわけで、分割したパーティションを1つに戻したいときは、いらない方のパーティションを未割り当てに戻してからマージを実行するのが、無難かもしれません。

MBR・GPTを変換する。

各HDDやSSD、USBメモリなどには、MBRおよびGPTという形式が存在します。

MBRおよびGPTの違いについて、詳しくは各自で調べていただくようお願いします。

アイカツとプリチャン用の録画機に使うUSBメモリの相性に気をつけよう。

そのMBR・GPTのことで、過去に問題が起きたことがあります。

上の記事にあるとおり、USBメモリを挿して使うHDMIキャプチャ(録画機)に、GPT形式のUSBメモリを挿しても認識しませんでした。

録画機の型によっては対応するかもしれませんが、新しいとはいえない録画機であったため、MBR形式でないとダメでした。

当時は別のUSBメモリを買い直すことで対応するしかありませんでしたが、EaseUS Partition Masterを使えば、USBメモリを買い直すことなく形式を変換できます。

やり方は単純。

USBメモリを表すディスク(今回の場合はディスク2)を選択して、「GPTへ変換」もしくは「MBRへ変換」をクリックするだけです。

実行予約できたら実行しましょう。

問題なければ適用します。

8GBのUSBメモリでしたが、GPT変換、MBR変換ともに、約30秒ほどで完了します。

もちろん中身も無事です。

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