ワイヤード・パンチ

GPUTweak2がインストールできない?

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以前の記事にてグラフィックボードを、ASUS製の「STRIX-GTX950-DC2OC-2GD5-GAMING」に交換しました。ゲーム内での処理落ちも少なくなって万々歳と思っていたのですが、どうもグラボを交換してから、PC本体からのうなり音が大きくなった気がします。もしかして常にフルパワーで動作しているのではないかと思って、ASUSのグラボ専用のツールである「GPUTweak2」をインストールして確かめたかったのですが…。

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どういう音が鳴るの?

文章で表すのは難しいものの、「ウーン…ウーン…」という感じの低いうなりが、定間隔で聞こえてきます。以前は同じくASUS製の「GTX750TI-PH-2GD5」というグラボを使っていたのですが、そのときはほとんど音が聞こえないほど、抜群の静音性を誇っていました。以前のグラボも今回のグラボも、優れた静音性を謳っているものですが、やはり性能が上がった代償でしょうか。極端にうるさいわけではないのですが、以前は全く聞こえなかったものが聞こえてしまうのは、やはり気になってしまいます。

パワーを使うゲームをしているときだけ、うなりをあげるのならまだわかるのですが、ただWindowsのデスクトップを表示させているだけでもうなりが聞こえているので、常にグラボが強く稼働しているのでしょうか。PC起動中やBIOS設定画面だとグラボは無関係であるためか、うなりは聞こえなかったように思います。

以上が「GPUTweak2」をインストールしたいきっかけです。GPUTweak2からは「OC Mode」「Gaming Mode」「Silent Mode」という3つのモードが選択可能で、左から順にグラボのパワーの使用量が大きいのですが、もしかしてGPUTweak2がインストールされていない状態では、常に「OC Mode」で動作しているんじゃあなかろうかと、疑ってしまいます。OCといえばオーバークロックで、オーバークロックといえば限界突破なので、高負荷のまま動作させるのは、非常にまずいです。

インストーラ実行直後にエラー。

グラボのパッケージ付属のDVDからは、GPUTweak2のインストーラが付属されていないため、公式サイトのサポートページからダウンロードする必要があります。今の時代なら、どんなPCでもネットにつながるだろうから、問題ないでしょう。OSの選択を要求されるので、今回はWindows10 64bitを選択し、複数のバージョンのインストーラが提示されるので、最新版をダウンロードしました。

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そしていざインストールしようと思ったのですが、どういうわけか上の写真のエラー画面が表示されてしまい、インストールすることができません。みずぼらしいフォントで「Error reading setup initialization file」とエラーメッセージが書かれています。

解決するためにあれこれやったけど…。

結局は解決せず、今回は諦めることにしたのですが、今回試した手段を以下にまとめておきます。

ダウンロードし直す。

先ほどのエラーメッセージは、ダウンロードに失敗してファイルが壊れたときに発生するという意見をよく見かけます。しかし、何度ダウンロードし直したところで、インストールはエラーになるままでした。そんなに毎回ダウンロードに失敗するのでしょうか。

よって、確実にダウンロードするために、いつもは無線LANなのですが、有線LANに切り替えてダウンロードとインストールをやり直しましたが、それでもダメでした。どちらの接続でもネットそのものは正常につながっているので、こんな毎回ダウンロード失敗なんてありえないはずです。原因は他にあるでしょう。

古いバージョンをインストールする。

最新版だけでなく古いバージョンもダウンロード可能だったので、全て試してみたのですが、全てがエラーになってしまいました。最新版のインストーラだけがたまたま壊れているというわけではないようです。

管理者として実行する。

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インストールを右クリックしたときに「管理者として実行する」というコマンドがありますが、これでもダメでした。権限による問題ではなさそうです。

互換モードで実行する。

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インストールを右クリックしてプロパティを開くと、「互換性」タブから「互換モード」を選択することができます。「Windows XP」やら「Windows 7」やらいろいろと選択できますが、どれを試してもダメでした。

アンチウイルスを無効化する。

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当環境の場合は、「Avira」の無料版を導入しています。タスクトレイのアイコンを右クリックして「Real-Time Protection 有効にする」と「Windows ファイアウォール を有効にする」のチェックを外した状態で、再度インストーラが入った圧縮ファイルをダウンロードし直し、解凍とインストールをやり直しましたが、それでもダメでした。

アンチウイルスに誤認識されて、ファイルを壊されているというわけでもないようです。aviraの履歴を見ても、特に処理を施した様子はありません。

BIOSのアップデートをする。

マザーボードが影響なんてするのかどうかわかりませんが、使用中のマザボはグラボと同じくASUSの「H97PRO-GAMER」です。同じASUS製なのでもしやと思った点と、BIOSのアップデートをまだ行ったことがなかったのでやってみたのですが、BIOSアップデート後にインストーラを実行しても、結果はやはりダメでした。

なお、BIOSアップデート中はただの再起動と違って、PCの電源そのものが勝手に切れたり付いたりを何度も繰り返すので、びっくりしないように。

パスやファイル名を変更する。

imageインストーラまでのパスに全角文字が含まれているとダメになることがあるようで、ユーザ名に全角文字を使っている場合にありがちだそうです。しかし今回インストーラを置いているパスに全角文字は含まれていませんでした。

また、上の動画のようにCドライブ直下に移動させたり、インストーラのファイル名を変えたりしてもダメでした。そもそも上の動画はXPのものなので、今更あてにはなりません。

別PCからインストーラをコピーする。

今回問題となっている自宅のPCではなく、ASUSのグラボを積んでいない全く無関係のはずの会社PCからだと、なぜかインストーラは正常に起動しました。よってその会社PCでダウンロードしたインストーラをUSBメモリにコピーし、USBメモリを通じて自宅PCにインストーラを移しましたが、それでもダメでした。

そもそもアンチウイルスが、インストーラに対して何も手を出していない時点で、どこからダウンロードしようが関係ありません。なお、会社PCも自宅PCと同様に、OSはWindows10 64bitで、アンチウイルスはaviraです。Windows10だからダメというわけでもありませんでした。

キャッシュをクリアする。

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インストーラのアイコンから、InstallShieldというツールで作られていることがわかります。「Program Files (x86)」には、「InstallShield Installation Information」という隠しフォルダが存在しており、中には名前がアルファベットの羅列となっているフォルダが複数入っているので、キャッシュフォルダだと思われます。よって、「InstallShield Installation Information」フォルダをいったん別名に変えたあとに再度インストーラを実行しましたが、それでもダメです。

また、「Temp」フォルダから消せるものは全部消してみたり、「ディスククリーンアップ」からCドライブの消せるもの全部消してみましたが、それでもまたダメです。

ドライバをクリーンインストールする。

ちょうどいいタイミングで、NVIDIAのドライバの最新バージョンが配信されていました。いつもなら「高速」で済ませてしまうところなのですが、今回は「カスタム」を選び、「クリーンインストール」を実行します。上書きではなく、ドライバをいったん消して新しく入れなおすことになるのです。所要時間は変わるかもしれませんが、手順は数クリック増える程度です。

そしてクリーンインストールが完了しましたが、そのあとにまた「GPUTweak2」のインストーラを実行してもエラーのまま変わらず、結局ダメでした。

サポートに問い合わせる。

やっぱりグラボを作ったところに聞くのが一番、と思ってASUSのユーザページからサポートへの問い合わせに移動し、メールを送りましたが、技術的なことは代理店であるTekwindに聞いてくれとのことで、再度そちらに問い合わせ。

すると返答は頂けたものの、上記までで行った手順とほぼ同様の手順だったので、結局は解決に至らず。

もう打つ手なし?

実は今回試していない手段がいくつか残っています。ただし、うかつに手を出せないものばかりなので、今回は控えます。

復元を実行する。

Windowsがまともに動作しなくなったときに、以前の日の状態に戻して解決を図るものなのですが、今回はWindowsそのものに異常を来たしているわけではなく、単にうなりが気になる程度なので、復元を実行するほどではないかもしれません。インストールしたソフトもいろいろと消える場合があるので、復元がむしろ破壊になる恐れがあります。

OSをクリーンインストールする。

Windowsというものは、知らぬ間にいらないものが積もり積もってしまうようなOSなので、インストールを妨害する見えない何かが、いつの間にか入ってしまったのかもしれません。

よって、OSをまっさらに戻してしまえば、解決する可能性もあるかもしれませんが、もはやこれは最終手段。まっさらにしてしまうと、今まで築き上げてきた環境が、また作り直しになってしまうので、手間が膨大なものになってしまいます。できればやりたくない手段です。

他のパーツを買い換える。

もしかしたらハード面の影響もあるかもしれません。グラボは新しいものに変わったものの、それ以外の内部パーツは自作PC初構築当時のままです。性能はまだ充分なものの、おそらく2年程前のものばかりです。

現在ならintelのCPUは6000番台、メモリはDDR4、マザボもそれらに対応したものが出ているのに、当環境のCPUは4000番台、メモリはDDR3のままです。GTX900番台のグラボと合っていないのでしょうか。

でも、自作PCよりもはるかに古い、メーカーすら関係ない会社PCですら、ASUSのGPUTweak2のインストーラを実行できているので、やはり関係なし?それとも古いなら古いなりに合ったパーツで構成されているから実行可?もうわかりません。

グラボを返品・交換する。

GPUTweak2をインストールできない現象の解決にはならないかもしれませんが、うなりを抑えることにはなるかもしれません。しかし、グラボ購入時に付属した保証書は、とっくの昔にいらないと思って捨ててしまいました。(ネットでの製品登録はしましたが。)

また、仮に交換を受け付けてもらえたとしても、予備のグラボがないため、手元にグラボが返ってくるまでの間、PCを触れないことになってしまいます。(以前使っていたグラボはもう売ってしまった。)今度からグラボを買い換えるときは、ただ単に起動できたか確認するだけでなく、うなり音がするかどうかも確認を忘れないように気をつけます。