ワイヤード・パンチ

IIJmioひかりでIPv6なのに速度が遅いのは、DS-Lite対応ルーターを使っていないから。

現在のわが家の固定回線は、フレッツ光コラボのうちの一つである、IIJmioひかりです。

速度が速くなると言われているIPv6も契約して、使用可能になっています。

であるにも関わらず、ここ数ヶ月の間、夜間になるにつれて、作業に支障を来たすほど速度が落ちることが、毎日必ず発生するようになってしまいました。

今のご時世、在宅でネットを使う人が急増しているとはいえ、これではいけません。

速度が遅くなるときの状況。

IPv6なのに遅い…。

しかし、すべてのサイトで遅くなるというわけではありませんでした。

GoogleやYoutubeなど、IPv6が使われているサイトは、昼夜問わず快適です。

(特にGoogleがつながらなくなったら、世の中終わりですね…。)

IPv6が使われているかどうかは、Windowsの場合コマンドプロンプトから下記コマンドを実行して、IPv6アドレスが出ているかどうかでわかります。

問題は、そのIPv6が使われていない、IPv4のみのサイト。当サイトも含めて。

どれくらい遅くなるかはサイトにもよるのですが、IPv4のサイトはだいたい遅くなるといっても、過言ではありませんでした。

なお、このときにGoogleのスピードテストで計測してみても、数百Mbpsは出ていたため、数値上はぜんぜん遅くないように見えます。

先述のとおり、GoogleのスピードテストではおそらくIPv6が使われているので、アテにならないと思います。

ルーターを変えることで解決。

当時していたルーターは、ASUSのRT-AX56Uです。

搭載されている無線アクセスポイントの規格がWi-fi6であるため、有線と変わらない速度を体感できるスグレモノ。

…だったのですが、IIJmioで使用されているDS-Liteに対応していないのが残念なところ。

DS-Liteと言えば、IPv4 over IPv6の規格の一つであり、IPv4 over IPv6が有効であれば、IPv4のサイトでもIPv6と同じくらい高速になります。

かといって、DS-Liteにも対応していて、なおかつWi-fi6にも対応しているルーターに買い換えるのは、高い買い物になってしまいます。

そこで考えたのは、ASUSルーターはアクセスポイントの機能のみ使用して、ONUとASUSルーターの間に、DS-Lite対応の安物ルーターを挟み込むこと。

よって今回購入したのは、I・O DATAのWN-SX300GR/Eというルーター。

Amazonであれば、3000円未満で買えてしまうほどの安物です。

無線だとWi-fi4までしか対応していないのでアクセスポイントとしては貧弱なのですが、有線であれば他のルーターと同じく1Gbpsは出ますし、DS-Liteにしっかり対応しています。

その結果、夜になってもIPv4のサイトで、遅すぎて何もできないということはなくなりました。

無線はASUSの方に任せているので、有線と変わらない速度を実現できています。

DS-Liteなのにポート開放されている?

DS-Liteというのは本来、ポート開放ができない規格のはずです。

それなのに、ポート開放しないとNATオープンにならないはずのCoD MWおよびBOCWで、なぜかNATオープンになっていました。

写真右下あたりに記載されています。

(全くもって余談ですが、Shoot the ShipとDie Hardpoint大好き。)

速度さえ改善されれば、NATモデレートになってもいいと覚悟のうえで買ったのですが…。

結果的には夜でも普通に遊べるようになったのですが、少々納得がいかないところです。

まさか、全ポートが勝手に開放される仕様なのでしょうか?

アクセスポイントとして使っているASUSルーターの方も、アクセスポイントモードである限りは、ポート開放の設定ができません。

DS-Liteなのに速くなってない?

みんなのネット回線速度(みんそく) | 速度比較が出来る通信速度測定サイト

上記サイトで速度計測した結果を、下記にまとめています。

日付 曜日
時刻 IPv4 ダウンロード IPv6 ダウンロード 時刻 IPv4 ダウンロード IPv6 ダウンロード
アップロード アップロード アップロード アップロード
5月14日 5:28 592.85 829.38 22:42 104.27 723.05
204.48 203.44 131.4 203.24
5月15日 9:05 326.06 764.88 21:23 64.17 689.84
218.81 154.56 71.99 164.96
5月16日 9:49 275.71 749.74 18:38 69.85 652.55
202.2 303.26 62.93 203.52
5月17日 6:58 490.79 776.8 21:13 198.75 793.96
207.94 176.78 154.61 176.73
5月18日 6:36 622.47 838.28 未測定
233.96 221.16

まず上記の表は、ASUSルーターだけを使っていたときの速度です。(単位はMbps)

朝ならばIPv4でも充分な速度が出ているのですが、夜になると必ずIPv4の速度が大幅に低下しており、100Mbps以下になる日もあるなど、散々な結果です。

日付 曜日
時刻 IPv4 ダウンロード IPv6 ダウンロード 時刻 IPv4 ダウンロード IPv6 ダウンロード
アップロード アップロード アップロード アップロード
5月19日 未測定 19:09 108.87 279.15
110.48 195.4
5月20日 7:51 108.38 279.83 21:58 106.22 291.33
106.42 175.72 107.94 198.18
5月21日 未測定 22:51 108.05 290.8
107.94 198.18

続いてこちらが、I・O DATAのDS-Lite対応ルーターを間に挟み込んだあとのデータです。

どういうわけか、IPv4はおろか、IPv6も大した速度が出なくなってしまいました。

しかし、体感的にはIPv4は明らかに速度が改善されていますし、IPv6もとくに遅くなったような感じはしません。

速度は出ないといっても、IPv4の方は常に100Mbpsを維持できています。

普通に使う分には困らないので、しばらく様子を見てみます。

IIJmioひかりを契約すると、解約して回線撤去するまで名義変更できないので要注意。

まぁ、のちのちIIJmioはもうやめますけどね…。

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