ワイヤード・パンチ

元・大阪人が、岡山の山奥でも生きていけることを証明するためのブログ。

ownCloudログイン時、「You took too long to login」というエラーが出るときの対処法。

データのバックアップ先として以前はDropboxを使っていたのですが、とある事情によりownCloudに乗り換えました。

ownCloudは自分のサーバに置くことになりますが、ちょっとサーバの調子が悪くなったので、ついでにyum updateを行ってから、再起動しました。

yum updateの中にownCloudのアップデートも含まれてたのですが、そのアップデート後にログイン画面に行くと、エラーが出てログインできませんでした。

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今回のエラーメッセージ。

肝心のスクリーンショットを撮り逃がしてしまったのですが、ログインIDとパスワードを入れた後エンターすると、「You took too long to login, please try again now.」が出てきて、ログインできません。

とりあえず翻訳にかけてみると、出てきたのは「ログインに時間がかかりました。もう一度お試しください。」

しかし、エンターしてからエラーが出るまでは一瞬でした。処理に手こずっている様子はありません。

また、何度試しても結果は同じでした。

実はもう2つ起きていたエラー。

今回のエラーメッセージになる前に、2つのエラーが順に起きており、それを直したあとに、今回の件となりました。

まず初めに起きていたエラーは、ログインIDとパスワードの入力欄すら出ずに、「configファイルなどにアクセスできない」といった感じのエラーメッセージでした。

なお、そのときの様子もスクリーンショットを取り逃してしまい、正確なエラーメッセージは覚えていません。ご了承ください。

このエラーに関しては以前もアップデート後に経験がありました。

そのときと同様、WinSCPなどのFTPアプリを開いて「/var/www/html/owncloud」およびほぼ全ての下層ファイルのプロパティを確認してみると、なぜかグループがapache、所有者がrootに、勝手に変更されていました。

当Webサーバはかつてはapacheで動作していましたが、今はnginxで動作させています。だからapacheのままだとおかしくなって当然です。

なぜ勝手にapacheに変更されてしまうのかはわからないままですが、コンソールからひとまず下記のコマンドを実行します。

chown -R nginx:nginx /var/www/html/owncloud

これで、ownCloudフォルダおよび下層ファイルが一括で、nginxが所有者に変更となり、ログイン画面へアクセスできるようになりました。

すると今度は、アップデートを実行するボタンが表示されます。yum updateだけじゃダメなの?

とりあえずこれを押さないとアップデートが完了しないと思い押してしますが、またもや別のエラーが出ます。

Possible CSRF attack Connection will be closed.」これはちょっと意味がわかりませんね…。

ただ、コンソールから下記のコマンドでもアップデートできるので、今回はそれでアップデートを完了させました。アップデートにはやや時間がかかります。

なぜ上記のエラーメッセージが出たのかは、不明のままです。

cd /var/www/html/owncloud
sudo -u nginx ./occ upgrade

「You took too long to login」の対処法。

そして2つのエラーを直し、ようやくログインできるかと思ったら、冒頭のエラーメッセージ。

いつになったらログインできるのでしょうか。

所有者あたりが怪しいと思ったのですが、どこをいじればいいのか…。

nginxのエラーログも、owncloudのエラーログを見ても、よくわからない…。

そんなとき、以下の記事を発見。

【Nginx+ownCloud9.1】ログイン時に「CSRF check failed」というエラー – 鯖缶備忘録

これを見る限り、「/var/lib/php/session」にちゃんとアクセス出来てないことが分かりますね。

アクセスできないといえば、さっきも所有者うんぬんで、別の場所にアクセスできないことがありました。

そして以下のように続きます。

ユーザーはrootでグループはapacheですって!apache使うと思ったかバーカ!バカ!

まさしくこれでした。このフォルダも勝手に所有者がnginxじゃないものに変わっていました。バーカ!バカ!

というわけでこのフォルダも所有者をnginxに変えてやったところ、無事にログインできるようになりました。

もしかしたら、「Possible CSRF attack Connection will be closed.」というエラーが出ていた時点で、sessionの所有者を正してやれば、今回のエラーにはならなかったかもしれません。

まとめ。

とにかく今後、ownCloudにまたエラーが発生したら、所有者関係を真っ先に疑うことにしましょう。

本当は勝手にapacheになってしまうのを直したいところですが、ヘタにいじるとサーバ自体おかしくなりそうで…。

サーバ関係の作業してると、いっつもブチギレしてるんですよね…。

余談。ownCloudを使い始めた訳。

Android端末に、Quickpicという画像ビューワをインストールしており、これが非常に使い勝手が良くてお気に入りです。

Dropboxアカウントとの連携機能もあり、その中にある画像ファイルにもアクセス可能です。

しかし、いつごろからかQuickpicのアップデートがすっかり途絶えてしまい、Dropboxの仕様変更にも対応されず、いつしかDropboxをQuickpicから開けなくなってしまいました

お気に入りのアプリだったのにどうしようかと悩んでいたところ、連携先にownCloudがあることを発見

Dropboxの有料版は料金が高かったことに不満があり、なおかつ容量も必要以上に多くて余らせまくってたので、これを機にownCloudへ乗り換えました。

自分のサーバでできることを増やしてみたいという挑戦欲も。

結果的にQuickpicとownCloudとの連携に成功し、またいつもどおりの使い方に戻ることができました。ついでにDropboxの有料版も解約。

ところが、Android 8.0にアップデートしてからは、Quickpicの文字がなぜかピンクになってしまう事象が発生。見にくいったらありゃしない。

ownCloudとの連携は今も問題できているものの、そろそろガタが来ていると感じてしまいます。

開発元サイトからQuickpicのページはなくなっていますし、これ以上アップデートは望めません。

Quickpicの後継となるようなアプリが、早く登場してほしいものです。