ワイヤード・パンチ

PCゲームをプレイ中、突然グラボが停止してしまう。自作PCは、もうやめよう!

2020年1月26日

今回の最大の問題点。

PCで高負荷なゲームをしていると突然、グラボが落ちてしまう。ディスプレイに何も映らなくなってしまう。

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問題点の詳細。

  • 本記事を書く3日ほど前から、突然問題が頻発するようになった。
  • PC本体は動作し続けており、グラボだけが止まっている状態。ファンが停止している。
  • グラボからの信号が途切れており、ディスプレイには信号がないことが示されている。
  • 信号はあるけど真っ黒の画面が送られ続けている、というわけではない。
  • おもにプレイしているゲームは高負荷なモダンウォーフェアだけど、その他のゲームでも発生する場合があることから、大小関わらずグラボに何かしら負荷がかかると問題が発生するもよう。
  • 問題が発生するタイミングは不定であり、ゲーム起動直後に発生することもあれば、数十分遊んでから発生することもある。
  • このような状態になったとき、PCが自動的に再起動されるという意見が多いが、信号が途切れているため、再起動中なのかどうかがわからない。
  • 一度この状態に陥ると、PCを再起動してもグラボが復旧しない。
  • 問題が発生するのはゲームをプレイしたときだけであり、ブラウザを見たりブログを書いたりなど、グラボに負荷がかからない平常の作業では、とくに問題なし。

当環境について。

グラボについて。

今回使用したグラボは、玄人志向の「GF-GTX1650-E4GB/OC/DF」。

GTX1650のグラボの中では、おそらくもっとも安物。

およそ三ヶ月前に購入した、比較的新しいものです。

その他のパーツについて。

  • PCケース: SilverStone SST-ML08B
  • マザーボード: MSI H110I PRO (チップセット: H110)
  • 電源: SilverStone SST-SX500-LG (規格: SFX-L、容量: 500W)
  • CPU: Intel i5-6500
  • CPUクーラー: SilverStone SST-AR06
  • メモリ: Corsair CMK16GX4M2A2666C16 (8GB×2)
  • SSD: CFD CSSD-S6T128NHG6Q (128GB、2つ装着)
  • HDD: Western Digital WD10EFRX (1TB、1つ装着)

いずれも、購入から4年以上は経っている、古いものになります。

試してみたこと。

グラボの抜き差し。

グラボを抜き差しすると、PC再起動しても復旧しない問題が、まれに直ることがある。

ただし、何回も抜き差ししないと復旧しないこともあるため、抜き差し自体が復旧のきっかけではない恐れあり。

復旧後に再度ゲームをすると、またすぐグラボが落ちるので解決にはならず。

温度を確認。

HWMoniterで測定したところ、平常時のCPUは30℃ほど、グラボは高くても40℃ほどなので、熱暴走してるわけではなさそう。

ゲーム中の測定もしたかったのですが、落ちてしまうので出来ず。

落ちるとまたグラボ差し直しが面倒ですし…。

PCケースのフタ開けっ放しで起動。

効果なし。

そもそも、熱暴走を起こしていない。

ホコリの除去。

効果なし。

そもそも、そんなにホコリがPC内部にくっついてない。

ドライバの再インストール。

クリーンインストールを実行したが、効果なし。

現時点でのNVIDIAのドライバの最新版は、441.87。

それ以外のバージョンでは未検証。

dxdiagを確認する。

とくに何もエラーは表示されていなかった。

デバイスマネージャでプロパティを確認する。

とくに何もエラーは表示されていなかった。

NVIDIA Inspectorを使用する。

PC ゲームで OS 巻き込んでフリーズしたり、ディスプレイドライバーの応答停止と回復でゲームがクラッシュしてまともにゲームできない場合の対処方法 – awgs Foundry

使用中の電源パーツがもう古いため、電源容量が本来の値より落ちてきて、新しいグラボの消費電力に耐えられなくなった?

…と予測と立てて、上の記事を参考に、NVIDIA Inspector で Power and Temperature Target の値を100%から60%に落としてみた。

これをいじると消費電力が下げられるもよう。

しかし、結局は効果なし。数十分は耐えたため、直ったかと思い込んだけど、またグラボが落ちた。

なお、先程の値をいじっても、モダンウォーフェアはとくに処理落ちしなかった。

また、ゲームでないにも関わらず、NVIDIA Inspectorを起動した直後に、グラボが落ちることもあった。

新品の電源に交換した。

電源の経年劣化により、グラボが落ちやすくなり、電源を交換したところ直った。と書いている記事が多かったため。

また、電源などに対してグラボは購入してから3ヶ月しか経っていないので、グラボが真っ先に壊れるとは考えづらかった。

よって、グラボよりも先に、電源を買い換えることに。

しかし、結局は効果なし。

というわけで、電源が原因ではないと断定できました。

ほぼ無駄金になってしまいましたが、どのみち以前の電源は古いので、なにか別のトラブルになる前に、新しい電源を使い続けることにします。

購入した電源の余談。

以前の電源は500Wでしたが、今回は300W。

グラボが落ちる問題は直らずでしたが、ゲームの起動には問題ありませんでした。

【グラボ】GeForce GTX 1650 4GT LPは240W電源PCでも動く♪下位グラフィックボード性能比較 | ベロデテルは思った。

なぜわざわざ容量の低い電源に変えたかというと、金銭的な問題もありますが、上の記事にてGTX1650でも300Wの電源で動いたと書かれていたため。

これまで使用してきたグラボは、GTX750Ti、GTX950、GT1030と、各世代の低ランクのものばかりであり、500W電源は過剰でした。

なお、SATAケーブルが短かったので、延長ケーブルも買うことをおすすめします。

CMOSクリアした。

上記までのことをやって直らなかったので、もう修理に出そうとメーカーに問い合わせたのですが、その前にいろいろと試してほしいことを指示されました。

まずはCMOSクリア。詳しい概要については省略。

現在使ってるマザーボード「H110I PRO」の場合、4つのピンが立っている箇所があり、そのうち文字に近い2つのピンがCMOSクリアに使われます。

説明書によると、文字に近い2つのピンを専用のジャンパピンで被せることで、CMOSクリアができるようです。

ただ、その道具を紛失していたため、代わりにドライバーを使うことにします。

本来ならマイナスドライバーが望ましいのですが、持ってないのでプラスでやりました…。

実行後、もう一度PCを起動すると、なぜか起動中に勝手に再起動する現象が起きましたが、そのあとは通常起動。

いつもと違う起動だったし、これで直ったか?と思ってモダンウォーフェアを起動しましたが、十分後には結局落ちました…。

ただ、その後の動作はいつもと違っており、ファンが起動したまま画面が切れた状態になっていました。

再起動しても状態は変わらず。

でも画面が見えないことには代わりないので、またもやグラボを抜き差しして復旧させるハメに。

そもそも、本当にCMOSクリアに成功したのかどうかはわかりません。

メモリ診断ツールを実行する。

グラボの異常にメモリも関係していることもあるそうなので、これを実行してみます。

「スタートメニュー」→「Windows 管理ツール」の中にあります。

(詳しくは後述しますが、CPUとメモリの対応周波数の不一致も良くないそうです。)

起動すると再起動するように言われるので再起動し、Windowsが立ち上がる前に診断ツールが自動起動します。

なにか別のことをしながら、完了までしばらく待機します。

完了後Windowsが起動したら、「スタートボタン右クリック」→「イベント ビューアー」→「Windows ログ」→「システム」へ移動します。

一覧の中から、上の画像のようにソース「MemoryDiagnostics-Results」を探します。

その結果、今回の場合は「Windows メモリ診断によりコンピューターのメモリがテストされましたが、エラーは検出されませんでした」となり、メモリには異常がないことが確認されました。

ただ、本当に確かな結果なのかはどうかは不明です。

グラボが急に落ちたときも、いわゆるKP41が発生していますが、原因は不明と表示されるので…。

今後の対策。

時間的な金銭的余裕でまだ試せてないけど、今後試せること。

最小限のパーツ構成にする。

データ用のドライブもメモリも1つだけにして、OSもしくはグラボのドライバをインストールし直してほしいとの指示もありました。

ただ、Windows本体を動かしているCドライブの容量が少なく、モダンウォーフェアは別のドライブにインストールしています。

そのため、Cドライブだけにすると、ゲームを動かすことができなくなるので、この条件でテストをすることができません。

また、必要最低メモリも多いため、メモリ1つだけだと起動することができません。

よって、申し訳ないですが、今はパスせざるを得ません。

あと、OS再インストールしたらいろいろアプリ入れ直しめんどくさい…。

ライザーカードを交換する。

現在使っているPCケース「SST-ML08B」は、省スペースを実現するために、ライザーカードというものをマザボとグラボの間に装着して、本来とは違う位置にグラボを装着できるようにする仕様です。

そのライザーカードが劣化してきたために、うまいこと差さないとグラボが反応しなくなったのでは?

という恐れが出てきました。

なぜそうかというと、グラボが落ちてから、差し直ししないと復旧しないのは、何度も挙げたとおり。

その際、一発で復旧することもあれば、何度抜き差ししても、なかなか復旧しないこともありました。

とくに多かった状況は、復旧するかどうかすぐ確認したいがために、PCケースのフタを開けっ放しで電源を入れている間だけは、復旧することが多くありました。

ただ、そのあといったん電源を落としてフタをちゃんと閉め、もう一度電源を入れ直すと、またグラボが落ちていました。

つまり、フタを閉めるまでの間にグラボが揺れ動き、接触が悪くなったのではと考えられます。

でも、もしライザーカードが原因だとしたら、なぜゲームで落ちるのか…。

ファンが激しくなって、その分揺れやすいから?

メモリを交換する。

現在使っているCPU「i5-6500」が対応しているメモリの規格は、「DDR4-1866/2133」となっています。

それに対してメモリ「CMK16GX4M2A2666C16」の規格は「DDR4-2666」となっており、CPUの対応周波数とメモリの周波数が不一致です。

これが原因の可能性もあるので、できれば定格のものに交換してほしいとの指示がありました。

メモリ診断ツールでは異常なしとの結果でしたが、周波数不一致による不具合には、もしかしたら対応できない恐れも?

ただ、メモリを買い換えるとなると、また大きな出費です。

すでに無意味だった電源の交換で、損害を被っています。

また、「i5-6500」の方にメモリを合わせると、周波数が低い、つまり性能の低いメモリに変えることになってしまいます。

それならCPUを変えた方が良い気がしますが、CPUを変えるとマザーボードも変える必要があり、さらに大きな出費に…。

CPUとマザーボードを交換する。

もしライザーカードもメモリも変えて意味なかったとなると、もうCPUとマザーボードを変えるしか手はないと思います。

ライザーカードを変えてダメなら、マザボ側の差込口が悪い恐れがあります。

定格のメモリに変えてもダメなら、CPUかマザーボードが悪いことになりますが、CPUにはソケットの相性があるので、マザーボードも変えないといけません。

とにかくこれは最終手段なので、まずは上の項目から済ませます。

もう一つ気になる、おかしい現象。

今回の急なグラボ停止が発生する前、というかグラボを買った当初から、PCをスリープから復帰させたときに、数秒間だけ画面が真緑になってしまう現象がまれに起こります。

以前のグラボではこんなこと起こりませんでしたが、数秒待てば復帰するので、さほど気にはしなかったのですが、もしかしたらこれが故障の前兆?

結局、PCを買い換えるハメに。

ライザーカードを使わなくても、PCのフタを開けっ放しにすればグラボを直接、マザボに差せるのでは?

もしこれで正常に作動すれば、これまでの不具合はライザーカードが原因だったということに。

ということで、上の写真のようにライザーカードを外して、グラボを直接差すという、他のPCケースでいう本来の形にしてみました。

ところが電源を入れてみると、グラボのファンは回っているのですが、画面には何も映りません。

このとき、マザーボードにはDRAMと書かれた赤いランプが点灯していました。

これが点灯していると、メモリに異常があるそうです。

グラボの付け外しの際、メモリを差したままだと邪魔であったため、仕方なくいったん外したことはありました。

まさか、それが影響しているのでしょうか?

しかし、何度メモリを差し直したところで、DRAMの赤いランプが消灯することはなく、画面が映らないままでした。

そして、以前使っていた電源に戻した場合どうなるか試したところ、今度は電源は入るもののファンが動作しておらず、さらに悪化してしまいました。

これ以上はもう、どうしていいのかわからず、新しいPCを買い直すハメになってしまいました。

数日後、グラボなしの新しいPCが到着し、新PCに今回の件のグラボを装着したところ、ゲーム中に勝手に落ちる現象は発生することはありませんでした。

このことから、グラボは故障していなかったと言えるでしょう。

やはり、買って3ヶ月程度で壊れるなんてことは、なかったんですね。

先述のように、グラボと電源以外のなにかのパーツが壊れていたと思われますが、古いPCはうんともすんとも言わなくなってしまったので、今はもう確かめる術がありません。

結論。

自作PCは、もうやめよう!

…とまでは言い過ぎですが、このような目に一度でも陥ってしまった方は、今度から素直にグラボも含めた完成品PCを買うことをおすすめします。

また、各パーツの保証期間を大きく過ぎたPCは、壊れる前に買い換えることもおすすめします。

そうしなければ、今回の私のように、突然PCが壊れて、数日間何もできない日々を過ごすことになります。

PC組立代行サービス | TSUKUMO ツクモ

ただ、店頭のPCはすぐに持ち帰れるけど無駄に高い、BTOだと少しは安いけど性能が過剰すぎる、というときは上記のような自作代行サービスもあります。

手数料は当然発生してしまいますが、組み立てにかかる時間をお金に変えたと思えば多少は気が楽でしょうし、自分よりもうまい人が組み立てるので安心できるでしょう。

余談。

新しいPCなのにブルースクリーン(KP41)が多発したけど、原因はBIOS設定だった。

今回の件のPCがダメになってしまったので、新しくPCを買い替えましたが、そちらではまた別のエラーになってしまったので、そのことについて記載しました。