ワイヤード・パンチ

Steamのトレカをファーミングするには、Raspberry Piを放置するのが一番。

現在、Steamのトレーディングカード集めにハマっています。

みなさん、トレカの存在を気にしたことはありますか?

そもそもトレカを集める意味は?

Steamのモバイル認証を解除すると、15日間トレカが取引不可になるので要注意!

上の記事でも書いたとおりなのですが、トレカを集めてコンプリートすることでバッジに変換できます。

バッジはプロフィールに飾れるうえに、バッジが集まるたびにプロフィールのレベルが上がって、プロフィールに設置できるショーケースの枠も増加します。

一方でいらないトレカだった場合は、マーケットに流すことで小遣い稼ぎすることができ、ほんのはした金とはいえ、新しいゲームを買うための足しにすることができます。

自力でトレカ集めは大変すぎる。

自力でトレカを入手するための方法は、プレイ時間の経過しかありません。

かといって、あらゆるゲームを一日中遊ぶわけにはいきません。

起動さえしていれば放置していても良いのですが、ゲームを起動したままでは他の作業がままなりません。

そこで便利なのが、Archi Steam Farmというアプリ。

Archi Steam Farmを起動している間、実際にゲームで遊ばなくてもプレイ中の扱いにすることができ、他の作業を妨げることなくプレイ時間を稼ぐことができます。

そのうえ、1つのゲームでトレカの残りドロップ数が空になると、自動的に次のゲームのプレイ時間稼ぎへ移ってくれます。

よって、1晩中放置しているだけで、あっという間にトレカが溜まっていることでしょう。

オートによる稼ぎによる問題点。

Archi Steam Farmをトレカ稼ぎするうえでの問題点は、PCを起動したままでないといけないこと。

不眠不休で自らゲームで遊ぶよりはよっぽど健全なのですが、夜寝ている間もPCを起動したままでは、PCがうなりっぱなし。

PCからの騒音を聞いたまま寝れるほど、私は器用ではありません。

かといって、PCを他の部屋に移動させたり、自分が他の部屋に移って寝るのも面倒。

騒音うんぬんの問題をクリアできたとしても、消費電力の問題が残ります。

Steamでゲームをバンバン遊ぶような強力なPCを、一晩中起動するのは気が引けます。

Raspberry Piを常時稼働させよう。

巷で話題のRaspberry Pi(以下ラズパイ)。

タバコのパッケージ程度の大きさの本体なのに、れっきとしたPCとして動作する優れものです。

(タバコは吸わないので他の例え方したかったけど、これしか思いつかなかった。)

そのラズパイに、Steamトレカファーミングさせるのが、今回の目的となります。

普段遣いするには動作が遅すぎて心もとないラズパイではありますが、ただプレイ時間を稼ぐための放置をさせるだけなら、充分に役立ちます。

ゲームをプレイしている扱いにするだけなので、高スペックを要求されるゲームであっても問題ありません。

ラズパイのOSはLinuxになるのですが、Windows専用ゲームであってもファーミング可能です。

Raspberry PiでArchi Steam Farmを動かすための準備。

Releases · JustArchiNET/ArchiSteamFarm

まずは上記サイトからArchi Steam Farmをダウンロードします。

現時点での最新版は5.0.0.5であり、今回はこれを使用します。

(5.0.1.1のプレリリース版もありますが、安定版ではないため今は使いません。)

様々なOS用に用意されていますが、ラズパイに使うのは「ASF-linux-arm.zip」になるので、これをクリック。

zipファイルをダウンロードが完了したら、好きなフォルダに解凍しましょう。

今回はデスクトップに置き、フォルダ名もASFにしておきます。

パスは下記のとおりです。

/home/pi/Desktop/ASF

解凍できたら、その中にある「ConfigGenerator.html」を起動します。

Archi Steam Farmを動作させるために必要なjsonを作成するためのページが、ブラウザによって開かれます。

まずは上部メニューからBotを選択。

すると画面が切り替わるので、下記のとおりに切り替えたのち、ダウンロードボタンを押しましょう。

  • バージョン: V4.3.1.3+を選択。初期状態でこれが選ばれているはずなので、そのままで。
  • Name: jsonファイル名です。何でも構いません。ただし、ASFという名前だけはエラーになるので、それは避けること。
  • SteamLogin: Steamのログインの際に使用しているIDです。プロフィール名や、カスタムURLではありません。
  • SteamPassword: そのまんま、ログインのときのパスワードです。
  • SteamParentalCode: ファミリービューのPINだと思いますが、使用したことないので詳しくはわかりません。そもそもこのアプリを使うような人なら自立しているはずなので、空欄でいいでしょう。
  • ×印およびチェックマークがありますが、チェックマークの方をクリックして青くなるのを確認すること。

すべて入力してダウンロードを押すと、ブラウザのダウンロードフォルダにjsonファイルができあがります。

高度な設定は、今はとくに変えないままにします。

jsonファイルを、ASFフォルダの中のConfigフォルダに移動させます。

(画像では他のファイルもありますが、初めての起動の際はjsonだけで問題ありません。)

これでまずは準備が1つ整いました。

Raspberry PiでArchi Steam Farmを起動する。

Windows版のように、exeファイルから即実行というわけにはいきません。

初回起動の際は、端末から下記のとおりコードを入力する必要があります。

黒い画面で白い文字のコードを叩くことになりますが、頑張りましょう。

$ cd /home/pi/home/Desktop/ASF
$ chmod +x ArchiSteamFarm
$ ./ArchiSteamFarm

2行目にあるchmodによるパーミッション変更をしていないと、許可がありませんと言われて起動することができません。

(端末ではなく、アイコンを右クリックのプロパティからすべて許可にしても、なぜかダメでした。)

また、+と-を間違えないように。

そして3行目を入れることでアプリが起動し、あとは電源つけっぱで放置するだけです。

終了するときは、そのまま右上にある×で閉じればOK。

その時点でファーミングも終了します。

次回以降の起動では、chmodの行は必要ありません。

参考動画。

他のユーザによる、起動中の様子です。

注意点。対応機種に注意。

今回のアプリが起動できるのは、ラズパイ2以上となっています。

初代ラズパイでは起動しようとしても、エラーになってしまいます。買い替えましょう。

私はラズパイ3Bに買い替えました…。今なら中古のケースつき本体で、3000円程度です。

トレカの稼ぎで、3000円は到底埋まりませんけどね…。

それにしても、初代と3Bでは、動作速度に天と地ほどの差がありますね…すごい。

(それでも、普通のPCよりは遅い。)

メインPCでゲームしたくなったときは?

ラズパイでASFを起動している最中に、メインのPCでSteamのゲームを何か起動しようとすると、別のコンピューターで○○を起動中という確認メッセージが表示されます。

それでも起動を続けるを押すと、とくに問題なくゲームを起動することができます。

ただし、メインPCでゲームを起動している間は、ラズパイのASFはトレカ収集を止めてしまいます。

そしてメインPCのゲームを終了したあと、ASFは自動的に再開します。

つまり、ゲームを遊びたくなっても、ASFをわざわざ終了させる必要はないということです。

個人的に一つ困るのは、Desktop Magic EngineやDesktop Manのように、ゲームじゃないけどSteam経由のアプリだと、何であろうが起動中はASFの動作が必ず止まってしまうこと。

トレカ収集のペースは落ちてしまいますが、どのみちトレカの価値ははした金ですし、せめてメインPC起動中くらいは、ASFを止めてもいいかもしれませんね…。

デスクトップに誰も居ないのはさみしいし、トレカの代わりにDMEとDMのプレイ時間のカウントを増やしましょう。(ただしトレカの対象外。)